ゼロクライアント

ゼロクライアントとは

ゼロクライアントとは、ほぼすべてのコンピュータ機能を仮想ディスクトップ機能に任せた端末です。

パソコンは、処理した内容を画面に映し出しています。コンピュータ処理はどこで行われていようと、ユーザーとしてはどうでもよいことです。コンピュータ処理をリモートで行ったとしても、画面だけユーザーに見せることができれば成立します。

更にゆえば、ユーザーの端末にでコンピュータ処理をさせるよりも、処理を専門に行うサーバに任せておけば、リソースも節約できるでしょう。

これを追い求めた結果、WindowsやLinuxなどのOSを一切搭載せず、ネットワーク接続と画面描画・ディスプレイ出力、キーボード・マウス入力のみを備えるようになりました。

つまり、ゼロクライアントでは電源を入れるスイッチと画面程度の機能しか持ちません。

OSやアプリケーション実行環境のほぼすべてを仮想化デスクトップ機能によりサーバー上で実行するようになっています。