CISSPの試験に合格したけど身近にCISSP認定資格保持者がいない!
CISSPは難易度が高いことで知られています。努力し試験に合格したあなたはCISSPとして名乗りたいでしょう。CISSPの保持者として名乗るためには、認定の手続きを行う必要があります。
ただ、試験合格者はCISSPとして認定されるためには、現役の(ISC)2認定資格保持者(CISSP、SSCP、CAPなど)の方からのエンドースメント(推薦状)を提出してもらう必要があると良く言われます。CISSPは日本では3000人程度(2021年9月現在)しかおらず、もしかすると試験の合格よりもCISSPを探す方がとても大変かもしれません。近くに合格者がいなかったり、自分に推薦状を書いてくれと言いにくく諦めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
(ISC)²に推薦人になってもらおう
そのため、 (ISC)²では、CISSP認定試験合格者で身の周りに(ISC)²認定資格保持者がいない場合には、 (ISC)²がエンドーサー(推薦者)となる仕組みがあります。
申請方法も大きく変わることはなく、認定登録ページの申請フォームで推薦者を入れるフォームで、『Request (ISC)² to endorse you. 』にチェックするだけとなっております。
認定者が変わっても、以下の資料をそろえる必要がございますので、ご注意いただければと思います。
- 各職歴についての勤務証明書
- 各職歴についての上司/照会先の連絡先(名前・連絡可能な電話・電子メール)
- 免除申請を証明する大学等の証明書やレターの写し(情報系の学位を持っていると認定に必要な職務経歴期間が短縮されます。もしも、不要の場合は証明書はなくても問題ございません。)
おすすめ書籍
新版 CISSP CBK 公式ガイド
セキュリティ専門家の国際的認証基準として需要が高まっているCISSP(Certified Information Systems Security Professional)。2005年既刊の邦訳版から12年が経ち、CISSPのドメインが変更され内容・訳語が古くなったため、最新の第4版の邦訳版を日本語公式ガイドブックとして出版。技術知識はもちろん、経営・法律知識まで完全に網羅し、セキュリティの設計・運用・実装を理解するための最高のテキスト。
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参考文献
(ISC)² Japan、認定手続き、https://japan.isc2.org/cissp_regist.html