模擬試験(全ドメイン)

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QUIZ START

Results

勉強しなくて後悔する人はいるが、勉強しすぎて後悔する人はいない

#1. 運用チームは、データのバックアップを一定頻度で取得する責任があります。すべてのデータをバックアップされた最後の時間以降に変更されたファイルをバックアップするのは、次のうちどれか。

〇:差分バックアップ

バックアップの方法には、完全、差分、増分があります。ほとんどのファイルは非常に時間とリソースを節約するために、毎日変更されず、それが継続的に変更されていないデータについてはバックアップしないバックアップ計画を策定するのが良いでしょう。バックアップソフトウェアでは、ファイルが変更または作成された場合、ファイルシステムはアーカイブビットを設定し、バックアップソフトウェアはそのファイルをバックアップするべきかを判断します。差分バックアップは、最後の完全バックアップ以降に変更されたファイルをバックアップします。よって正解は、「差分バックアップ」になります。

 

×:増分バックアップ

増分バックアップは、最後のバックアップから変更されたすべてのデータをバックアップします。

 

×:完全バックアップ

完全バックアップとは、データベース全体またはシステムのすべてをバックアップします。

 

×:部分バックアップ

バックアップのカテゴリーにありません。

#2. セキュリティの観点からマーケティング指標を測る意味はあるだろうか。

〇:ある。企業目標を達成するのにセキュリティがあるため同一の目標を持つべきだ。

組織目標を達成する指標として、KPIなどのマーケティン指標がある。組織にセキュリティ機能を整備することも、これらの目標を達成するための存在する。

 

×:ある。セキュリティ業界のマーケティングはリスクオフが認められる。

「セキュリティ業界におけるマーケティング」では、組織としてセキュリティ機能を整える意味ではない。

 

×:ない。分業体制を徹底し専門家に任せるべきだ。

確かに組織の分業は大事ですが、組織のすべての構成員がセキュリティを意識する必要があります。

 

×:ない。役員判断となるような機密情報はセキュリティと無関係だ。

セキュリティは組織全体で取り組むべきものです。関係ないとは言えません。

#3. 次のうち対称鍵システムの欠点はどれでしょうか?

〇:キー自体を安全に配信することが必要

対称鍵アルゴリズムで暗号化されたメッセージを交換する2人のユーザーのために、彼らは最初の鍵を配布する方法を見つけ出す必要があります。鍵が危険にさらされた場合、その鍵で暗号化されたすべてのメッセージを復号し、侵入者に読み取られてしまいます。鍵が保護されておらず、容易に攻撃者が傍受して使用することができるので、単に電子メールメッセージで鍵を送信することは安全ではありません。したがってレガシーな方法では、USBドライブに鍵を保管し渡すなどのアウトオブバンド方式を使用して鍵を送信しなければなりません。よって正解は、「キー自体を安全に配信することが必要」になります。

 

×:非対称システムよりも計算が遅い

一般的には非対称システムより対称システムのほうが計算速度は早いです。

 

×:非対称システムよりも計算が早い

一般的には非対称システムより対称システムのほうが計算速度は早いです。しかし、欠点ではありません。

 

×:数学的にタスクを実行する傾向がある

コンピュータによるすべての暗号化アルゴリズムが数学的計算になります。しかし、欠点ではありません。

#4. Webサーバーへのインジェクション攻撃を軽減したいと考えています。どんな助言をすべきですか?

インジェクション攻撃とは、ユーザーフォームに特殊な文字列を埋め込み送信することで受け取り側のユーザー情報処理を誤動作させるクラッキング攻撃です。SQL/ LDAPでよく見られます。十分に強力な入力検証とデータ型制限入力フィールド、入力長の制限、修正はそれを行うことです。ユーザーがフィールドに適切なデータを入力することのみを許可します。ユーザーが使用できる文字数を制限及び、名前の文字、電話番号の数字のみを許可し、国と州のドロップダウンを表示する文字種別の制限が考えられます。

#5. セキュリティガバナンスプログラムを実施している会社の特徴ではないものはどれですか?

〇:すべてのセキュリティ活動はセキュリティ部門内で実施

すべてのセキュリティ活動がセキュリティ部門内で行われる場合、セキュリティはサイロ内で機能し、組織全体に統合されません。セキュリティガバナンスプログラムを導入している企業では、経営幹部から指揮系統まで、組織全体にセキュリティの責任が浸透しています。一般的なシナリオは、特定の事業部門のリスク管理活動を担当する事業部長を執行する経営幹部の管理です。さらに、従業員は悪意のあるもしくは偶発的に発生しているセキュリティ違反に対して責任を負います。

 

×:役員は同社のセキュリティ状態について四半期ごとに更新

正しくありません。セキュリティガバナンスとは、戦略指針を提供し、目標が達成されていることを確認し、リスクが適切に管理されていることを確認し、リソースは責任を持って使用されます。セキュリティガバナンスプログラムを導入している組織には、セキュリティの重要性を理解し、組織のセキュリティパフォーマンスと違反を認識している取締役会があります。

 

×:セキュリティ製品、サービス、およびコンサルタントは情報に基づいた方法で展開

セキュリティガバナンスは、製品、人材、トレーニング、プロセスなどを含む統合セキュリティコンポーネントの一貫したシステムであるため、正しくありません。したがって、セキュリティガバナンスプログラムを導入している組織は、セキュリティ製品、管理サービス、情報に基づいた方法でコンサルタントを支援します。彼らはまた、彼らがコスト効果があることを確認するために絶えず見直されています。

 

×:組織はセキュリティを向上させるための指標と目標を確立

セキュリティガバナンスが性能測定および監督の仕組みを必要とするため不正確である。セキュリティガバナンスプログラムを導入している組織は、継続的な改善を目標として、セキュリティを含むプロセスを継続的に見直しています。一方、セキュリティガバナンスプログラムを欠いている組織は、そのパフォーマンスを分析せずに進んでいく可能性があり、したがって同様のミスが繰り返されます。

#6. セキュリティ侵害を防ぐための合理的な行動を行うことは何というでしょうか。

〇:デューケア

デューケアとは、状況に応じてセキュリティ違反を防止するために合理的に実行できたすべてのことを会社が行い、セキュリティ違反が発生した場合に適切な管理や対策を講じることです。要するに、企業が常識と慎重な経営を実践し、責任を持って行動しているということです。ある企業が免火性がない施設を持っている場合、その放火犯はこの悲劇の小さな部分に過ぎないでしょう。同社は、火災の影響を受ける可能性があるすべての重要な情報の特定の地域、警報、出口、消火器、およびバックアップの火災検知および抑制システム、耐火建築材料の提供を担当しています。火災により会社の建物が燃えてしまい、すべての記録(顧客データ、在庫記録、および事業の再構築に必要な情報)が消滅した場合、当社はその損失から保護されるように注意を払っていないと言えます。たとえば、オフサイトの場所にバックアップするなどが可能でしょう。この場合、従業員、株主、顧客、そして影響を受けたすべての人が潜在的に会社を訴える可能性があります。しかし、会社がこれまでに挙げた点で期待していたことをすべて実行した場合、適切なケア(ディーケア)を怠っても成功すると訴えることは困難です。

 

×:下流の責任

ある企業の活動(またはその活動の欠如)が他の会社に悪影響を与える可能性があるため、間違っていることです。いずれかの企業が必要なレベルの保護を提供せず、その過失が協力しているパートナーに影響を及ぼす場合、影響を受けた企業は上流の会社を訴えることができます。たとえば、A社とB社がエクストラネットを構築したとします。 A社はウイルスを検出して対処するためのコントロールを導入していません。 A社は有害なウイルスに感染し、B社にはエクストラネットを通じて感染します。このウイルスは重要なデータを破壊し、B社の生産に大きな障害をもたらします。したがって、B社は、A社を怠慢であると訴えることができます。これは下流の責任の一例です。

 

×:責任

一般的に特定の当事者の義務と予想される行動や行動を指すため、正しくありません。義務は、特定の義務をどのように果たすかを当事者が決定することを可能にする、より一般的かつオープンなアプローチである必要な特定の行動の定義されたセットを有することができる。

 

×:デューデリジェンス

おしい回答です。デューデリジェンスとは、会社がその可能性のある弱点や脆弱性のすべてを適切に調査することです。自分を適切に保護する方法を理解する前に、あなたが自分を守っていることを知る必要があります。現実のリスクレベルを理解するために、現実のレベルの脆弱性を調査し評価します。これらのステップと評価が行われた後でさえ、効果的な管理と保護手段を特定し、実施することができます。デューデリジェンスとは、すべての潜在的なリスクを特定することを意味します。

#7. セキュリティ策の基本的な考え方である多層防御の意味として近いものはどれでしょうか。

多層防御(Defense-in-Depth)とは、守るときには一枚岩ではなく、何重にもあらゆる面で保護すべきという考え方です。一つの脆弱性に対して、何段階も防御することが求められているため、”段階的”なという言葉が選択肢の中では近いものと言えます。

「近いのはどれか?」と聞かれておりより良い選択肢を選ぶことが求められているため、「どれでもない」という回答は正解から除外してもいいでしょう。

#8. アメリカの情報システムコントロール協会(ISACA)とITガバナンス協会(ITGI)が提唱した企業のITガバナンスのフレームワークは何でしょうか。

〇:COBIT

COBITとは、アメリカの情報システムコントロール協会(ISACA)とITガバナンス協会(ITGI)が提唱した企業のITガバナンスのフレームワークです。情報システムコントロール協会によると、「COBITの目的とは、マネジメントとビジネスプロセスとともに情報技術のガバナンスモデルを提供するものであり、情報技術のガバナンスは情報技術から価値を生み出し、理解し、情報技術に関するリスクを管理するものである。」とされています。よって正解は、「COBIT」です。

 

×:OCTAVE

OCTAVEとは、CERTで紹介されているリスク評価のフレームワークの一つです。

 

×:ISO/IEC 27000シリーズ

ISO/IEC 27000シリーズとは、ISO(国際標準機構)とIEC(国際電気標準会議)が共同で作った適切な情報セキュリティマネジメント(ISMS)を提供するための決まりです。

 

×:PCI DSS

PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、電子決済するときの個人情報流出を避けるためのフレームワークです。

#9. 登録デバイスからワンタイムパスワードを使用する場合、どの認証タイプを指していますか?

使い捨てパスワードとワンタイムパッドは、パスワードですがあなたが所有しているものから生成されるものであり、あなたが知っているものではありません。つまり、所持です。

#10. 米国では、連邦政府機関は連邦情報処理標準(Federal Information Processing Standard:FIPS)201-2を遵守して、登録時に個人とその個人情報を適切に紐づけるために次のうちどれを保証する必要がありますか?

〇:公務員の身元が適切に確認されたこと。

FIPS 201-2は、個人の身元確認(PIV)のための米国政府の基準を定め、保証の様々な要件を与えています。 政府職員や契約代理店による制限された情報へのアクセスは、そのクリアランスのレベルとそれを知る必要性に左右されますが、まず政府はその個人が彼らが誰であるかを保証する必要があります。

FIPS 201-2という専門用語が出るとその専門用語の定義を確認しようとします。しかし、この問題でポイントとなっているのは「登録時に個人とその個人情報を適切に紐づける」ことです。

 

×:公務員が割り当てられた作業が自身のロールに対して適切していること。

公務員は、アクセス権が与えられた情報について適切に精査されなければなりませんが、そのようなアクセスの前(登録時)に真の身分証明書が審査と確認が必要になります。

 

×:公務員は、そのクリアランスレベルのデータへのアクセスのみが許可されている。

所有するクリアランスが有効であるという明確な保証レベルに基づいていなければなりません。ただし、「登録時に個人とその個人情報を適切に紐づけるため」という文言に合致しません。

 

×:公務員がアクセスできるデータが適切に分類されていること。

データの分類が個人情報の検証に直接関係していないため、正しくありません。

#11. ソフトウェア機能成熟度モデルにおいて、「一定の結果をもたらす再現可能プロセス」を提供するのはどのレベルですか?

ソフトウェア機能成熟度モデルのレベル2は、再現性を持ちます。一部のプロセスが再現可能であり、一定結果が得られる成熟度のレベルです。プロセスの規律が厳密ではないですが、既存のプロセスを維持するのに役立ちます。よって正解は、「レベル2」になります。

レベル1では、通常文書化されておらず、動的に変化している状態です。ユーザーやイベントによって、その場しのぎで、制御されていない、反応的な方法で動かされる傾向があります。そのため、プロセスは混沌とした不安定な状態にあります。

レベル2では、成熟度ではいくつかのプロセスが反復可能であり、一貫した結果が得られるでしょう。プロセスの規律が厳格になることはありませんが、存在する場合には既存のプロセスが維持されることを保証するのに役立ちます。

レベル3では、文書化された一連の標準プロセスが確立されており、時間をかけてある程度改善されています。

レベル4では、目標達成のためにプロセスの評価が行われています。プロセスの利用者は、複数の様々な条件でプロセスを経験し、能力を実証することができます。

レベル5では、漸進的かつ革新的な技術的変更/改善により、プロセス性能を継続的に改善することに重点を置いています。

#12. インサイダー取引は意図せぬ情報の伝達によって生じてしまうことがある。次のうち、このような事態を備えるために最も適切なアクセス制御モデルは何か。

〇:ブリューワーナッシュモデル(Brewer-Nash Model)

ブリューワーナッシュモデル(Brewer-Nash Model)とは、インサイダー取引などの組織内の情報のフローに着目したセキュリティモデルです。インサイダー取引とは、内部情報が外部に漏れ出ることで起こります。現実問題、口伝えに無関係な人に知り渡っていくことで思わぬところにまで情報がいきわたることがあります。そんな情報の流れを考慮に入れるため、シミュレーションのような形でアクセス権限を決めます。

 

×:格子ベースアクセスコントロール

格子ベースアクセスコントロールとは、一つの主体が複数のアクセス権を持ち得ることを想定し、アクセスコントロールをある条件下で取りえるすべての関係性として考えることです。

 

×:Bibaモデル

Bibaモデルとは、データが勝手に変更されないことを示すセキュリティモデルの一つです。

 

×:ハリソンルゾウルマンモデル

ハリソンルゾウルマン(Harrison-Ruzzo-Ullman)モデルとは、グラハムデニングモデルの8つルールをアクセス制御マトリクスを使って6つのルールに集約したモデルです。

#13. HITECH法において必ずしも対象とならない人はだれでしょうか。

HIPAA適用事業者とそのビジネスを補佐する組織や個人に関しても、HIPAAの対象事業者と同じように扱われます。ヘルスケアの提供者、健康情報クリアリングハウス、健康保険計画者などが対象者になります。健康アプリの開発者は、身体情報の保持者もしくは計画をするのではなく、プログラマーとしての責務を負います。身体情報の管理の在り方を中心とするHITECHの対象とならない場合があります。よって正解は、「健康系アプリ開発者」になります。

詳細なHITECHの要件を知っておく必要はありません。情報を扱っているかどうかで選択肢を比較し、消去法で回答することができます。開発者の大きな過失が利用者に影響してしまう可能性を想像し、HITECHのような法律に低触と考えたかもしれませんが、ここでは役割においての責任を質問されています。イレギュラーなケースを考えるのではなく、原則として役割に対する責任で問題を見るべきです。

#14. 物理的アクセス制御であるゲートとフェンスを設置する理由は何ですか?

ゲート・フェンスは物理的な抑止力、予防策として利用されます。フェンスは3フィート(約1m)などの小さな柵では抑止力になる可能性がありますが、8フィート(約2.4m)などの高いものは抑止力となり、防止メカニズムになります。フェンスの目的は、施設からの出入り経路を限定しドア・ゲート・回転式改札口からのみ発生するようにすることです。

#15. スケジュール上、単体テストが間に合わないと分かった。プロジェクト管理の観点からどのようにするべきか。

〇:スケジュールを見直す。

単体テストとは、開発したモジュールが単体で動くことを確認するテストです。受入テストとは、開発を発注してくれたお客様に実際に使ってもらって納得してもらうテストです。単体テストの代わりに、受入テストで行うことはできません。テストとして上位互換ではなく、観点が異なるからです。よって正解は、「スケジュールを見直す。」になります。

 

×:作業効率のために単体テストは行わない。

単体テストを実施しないということはありません。

 

×:できなかった単体テスト分、受入テストの項目数を増やす。

実質単体テストで行うべき項目を受入テストとして計上しているだけで、単体テストが終わっているとは見なされません。これは、隠蔽にも近しい行為です。

 

×:上司に報告する。

プロジェクト管理の担当者はあなたです。

#16. IP電話のセキュリティの説明として誤っているものはどれでしょうか。

〇:ソフトフォンはIP電話よりも安全である。 

IPソフトフォンは、注意して使用する必要があります。ソフトフォンは、ユーザーがインターネット経由でコンピュータを介して通話を行うことができるソフトウェアアプリケーションです。専用のハードウェアの代用となるソフトフォンは、従来の電話のように動作できます。ソフトフォンは、他のインタラクティブなインターネットアプリケーションよりも悪いわけではありませんが、IP電話がそうであるように音声トラフィックを行うため、マルウェアはより簡単にソフトフォンを介してネットワークに侵入することができます。よって正解は、「ソフトフォンはIP電話よりも安全である。 」になります。

誤っているものを選択する問題です。試験のテクニックとして、何の問題もない・セキュリティ対策を講じる必要はないということは基本的に正解でない場合が多いでしょう。

 

×:VoIPネットワークはデータネットワーク上で使用されるのと同じセキュリティコントロールで保護する必要がある。

VoIPも、他と同じセキュリティコントロールを講じる必要があります。

 

×:エンドポイントとしてIP電話は攻撃の対象になる。

IP電話は攻撃対象になる可能性があります。

 

×:音声が伝送される現在のインターネットアーキテクチャでは、物理的な電話回線よりも安全である。 

物理的な電話回線ほどクローズな環境ではないため、安全とは言い切れません。

#17. 会社のCISOとして、ジョージは強力なリスク管理プログラムの必要性を理事会に示す必要があります。ジョージは、会社の残存リスクを計算するために、次のうちどれを使用すべきですか?

全体的なリスクを許容レベルまで減らすための対策が実施されている。しかし、システムや環境は100%安全ではなく、すべての対策でリスクが残っています。対策後の残存リスクを残存リスクといいます。残留リスクはトータルリスクとは異なります。トータルリスクとは、対策を実施しない場合のリスクです。脅威×脆弱性×資産価値=総リスクを計算することによって総リスクを決定することができるが、残留リスクは、(脅威×脆弱性×資産価値)×コントロールギャップ=残存リスクを計算することによって決定することができます。コントロールギャップは、コントロールが提供できない保護の量です。

#18. Voice over IP(VoIP)が主に使用するプロトコルはどれですか?

VoIPはUDPを使用します。リアルタイム重視であり、コネクションレス型で数秒後に再送信するよりも、1つか2つのパケットを失う方がよいのでしょう。

答えはUDPでしたが、VoIPが利用しているプロトコルとして覚えるべきではありません。速度やリアルタイム性が重要なサービスにおいてはUDPが使われている傾向があるルールを理解し、問題の推測することが大事です。

#19. TLSは信頼できないネットワーク上で発生するトランザクションを保護するために使用されるプロトコルです。次のうち、TLS接続のセットアッププロセス中に行われるものについて適切な説明はどれでしょうか?

〇:クライアントはセッション鍵を生成し、公開鍵でそれを暗号化します。

Transport Layer Security(TLS)は、公開鍵暗号を使用して、データの暗号化、サーバ認証、メッセージの整合性、またオプションでクライアント認証を提供します。クライアントが暗号保護されたページへのアクセスした場合、WebサーバはTLSを起動し、以降の通信を保護するために処理を開始します。サーバは安全なセッションが確立するため、スリーハンドシェイクを行います。その後、場合によってデジタル証明書によるクライアント認証が入ります。そして、クライアントは、セッション鍵を生成し、サーバの公開鍵でそれを暗号化し、共有します。このセッションキーは、以降に送信するデータを暗号化するための対称鍵に利用します。よって正解は、「クライアントはセッション鍵を生成し、公開鍵でそれを暗号化します。」になります。

 

×:サーバはセッション鍵を生成し、公開鍵でそれを暗号化します。

サーバー側は公開鍵による、暗号を行いません。

 

×:サーバーはセッション鍵を生成し、秘密鍵で暗号化します。

サーバー側から暗号化を行っても、公開されている鍵で復号できるため、構造上ありません。

 

×:クライアントはセッション鍵を生成し、秘密鍵で暗号化します。

クライアント側は秘密鍵を持っていません。

#20. 次のうちステガノグラフィの説明として間違っているものはどれでしょうか?

〇:利用される最も一般的な方法として、最上位ビットを変更します。

ステガノグラフィーは、他のメディアタイプのデータに隠蔽する方法です。媒体のいくつかの種類にメッセージを埋め込む最も一般的な方法の一つは、最下位ビット(LSB)を使用しています。ファイルの多くの種類が変更され、機密データが見えるようにしてファイルを変更せずに非表示にすることができる場所であるためです。LSBのアプローチでは、高解像度や音を多く含むオーディオファイル(高ビットレート)のグラフィックス内に情報を隠すことに成功しています。

 

×:抽象化による隠蔽です。

ステガノグラフィは、抽象化による隠蔽であるため、正しくありません。あいまいさによるセキュリティは、実際に対策を使って何かを確保するのではなく、誰かが資産を保護する方法として、秘密を使用することを意味します。

 

×:暗号化がそうであるように、ステガノグラフィも機密データ自体の存在性を表に示しているわけではない。

暗号化を行うようにステガノグラフィが自分自身に注意を引くしないことは事実です。つまりは、抽象化による隠蔽です。

 

×:メディアファイルは、サイズが大きいステガノグラフィ伝送に最適です。

誰もが気づくことは低い可能性と操作するための複数のビットを私用する必要があるため、より大きなメディアファイルはステガノグラフィ伝送のために理想的であることは事実であるため、正しくありません。

#21. 公開鍵暗号方式と公開鍵基盤との違いはどれですか?

〇:公開鍵インフラストラクチャは公開鍵暗号配布のメカニズム構成であり、公開鍵暗号方式は非対称暗号化の別名です。

公開鍵暗号方式は、非対称暗号です。用語は互換的に使用されます。公開鍵暗号は、証明機関、登録機関、証明書、キー、プログラム、およびユーザーなど、さまざまな部分とから構成されている公開鍵基盤(PKI)の中の一つの概念です。公開鍵基盤は、ユーザを識別作成し、証明書を配布し、維持し、証明書を失効、配布し、暗号化キーを維持し、暗号化通信と認証の目的のために利用されます。

 

×:公開鍵基盤が対称アルゴリズムを使用し、公開鍵暗号方式は非対称アルゴリズムを使用します。

公開鍵基盤は、対称および非対称鍵アルゴリズムおよび方法のハイブリッドシステムを使用しているため、正しくありません。公開鍵暗号方式は、非対称アルゴリズムを使用することです。したがって、非対称暗号と公開鍵暗号方式は、交換可能であり、同じことを意味します。非対称アルゴリズムの例としては、RSA、楕円曲線暗号(ECC)、ディフィー・ヘルマン、エル・ガマルです。

 

×:公開鍵基盤は鍵交換を実行するために使用され、公開鍵暗号方式は公開鍵/秘密鍵のペアを作成するために使用されます。

公開鍵暗号は、公開鍵/秘密鍵のペアを作成鍵交換を実行し、デジタル署名を生成し、検証するために使用されている非対称アルゴリズムの使用であるため、正しくありません。

 

×:公開鍵基盤は機密性と完全性を提供し、公開鍵暗号は認証と否認防止を提供します。

公開鍵基盤自体は、認証、否認防止、機密性、完全性を提供しているわけではないので、間違っています。

#22. スーザン氏は弁護士です。ライド社の最高プライバシー責任者(CPO)で新たな地位を築くために雇われました。彼女の新しい主な役割は何ですか?

〇:顧客、会社、従業員のデータを確実に保護すること。

最高プライバシー担当者(CPO)は、顧客、会社、従業員のデータのセキュリティを確保する責任を負います。CPOは、データの収集、保護、第三者への配布方法に関するポリシーの設定に直接関わります。 CPOは通常弁護士であり、報告書や調査結果を最高セキュリティ責任者(CSO)に報告します。よって、正解は「顧客、会社、従業員のデータを確実に保護すること。」になります。

おそらく、CPOなんて知らなかったのではないかと思います。この問題のポイントはプライバシーという言葉から、個人情報の保護を発想できるかどうかです。実際の試験で知らない単語も見たときに、単語の意味が分からないからと投げてはいけません。ヒントは必ずあります。

 

×:パートナデータの保護を保証すること。

CPOは、顧客、会社、従業員のデータのセキュリティを確保する責任を負います。

パートナーデータの保護もあり得ますが、主な役割という意味合いからは外れます。

 

×:企業財務情報の正確性と保護を確保すること。

プライバシーの保護に当たらないと考えられます。

 

×:セキュリティポリシーが定義され、実施されていることを確認すること。

すべての担当者・責任者に共通する目的であり、最高プライバシー責任者(CPO)としての役割という意味合いでは、焦点が合っていません。

#23. ペネトレーションのテスターがホワイトボックステストを行っているとき、彼らはターゲットについてどのくらいの知識を持っていますか?

ホワイトボックスソフトウェアテストでは、テスターはプログラムのソースコード、データ構造、変数などに完全に知っている状態で行います。

#24. PIN、パスワード、パスフレーズはすべてどの認証タイプですか?

タイプ1認証とはあなたが知っていることを認証情報として扱います。パスワード、パスフレーズ、PINなどによって達成され知識要素とも呼ばれます。

#25. インターネットアーキテクチャ委員会は、技術と倫理に関してどのような役割を果たしていますか?

〇:インターネットの利用に関する倫理関連の声明を発表する。

インターネットアーキテクチャ委員会(IAB)は、インターネットの設計、エンジニアリング、および管理のための調整委員会です。これは、IETF(Internet Engineering Task Force)活動、インターネット標準プロセスの監視とアピール、RFC(Request for Comments)の編集者のアーキテクチャーの監視を担当しています。 IABは、インターネットの使用に関する倫理関連の声明を発表しています。インターネットは、可用性とアクセシビリティに依存するリソースであり、幅広い人々にとって有用であると考えられています。主に、インターネット上の無責任な行為がその存在を脅かすか、または他人に悪影響を与える可能性があります。

 

×:刑事判決のガイドラインを作成します。

IABは、個人または企業が犯した特定の重罪または軽犯罪に対する適切な懲罰的判決を決定する際に裁判官が使用する規則である連邦裁判所ガイドラインとは関係がないため、間違っています。このガイドラインは、米国連邦裁判所のシステムにおいて、重罪および/または重度の軽犯罪を行う団体のための統一的な判決方針として機能します。

 

×:RFCを編集します。

インターネットアーキテクチャ委員会がRFC(Request for Comments)の編集を担当していますが、このタスクは倫理に関係しないため、正しくありません。この選択肢は気を散らすものです。

 

×:コンピュータ倫理の十戒を維持します。

IABではなくコンピュータ倫理研究所がコンピュータ倫理の十戒を開発し維持しているため、間違っています。コンピュータ倫理研究所は、倫理的手段によって技術を進歩させるために働く非営利団体です。

#26. キャプティブポータルの最も正しい活用方法はどれでしょうか。

キャプティブポータルとは、端末がネットワークに接続した際にユーザー認証や利用者登録、利用者同意などを行うまで外部との通信を制限する仕組みです。

#27. メアリーは、クライアント側のJavaScriptを修正することにより、ユーザーのクッキーを盗む悪質なコードを作成しています。彼女は、クロスサイトスクリプティングのどの種類の脆弱性を利用していますか?

〇:DOMベース

メアリーは、ドキュメントオブジェクトモデル(DOM)は、ローカルクロスサイトスクリプティングと呼ばれるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性を悪用しています。DOMは、ブラウザでHTMLやXML文書を表現するための標準的な構造のレイアウトです。このような攻撃では、そのようなフォームフィールドやクッキーなどのドキュメントのコンポーネントには、JavaScriptを介して参照することができます。攻撃者は、クライアント側のJavaScriptを変更するには、DOM環境を使用しています。結果として不正なJavaScriptコードを実行するために、被害者のブラウザを引き起こします。これらの攻撃を防ぐために最も効果的な方法は、ブラウザでスクリプトサポートを無効にすることです。

 

×:二次

二次の脆弱性、または永続的なXSSの脆弱性は、フォーラムやメッセージボードのようにデータベースまたは他の場所に格納されているデータを入力するウェブサイトをターゲットにされているため、正しくありません。

 

×:永続

永続的なXSSの脆弱性は、単に二次の脆弱性のために別の名前であるため、正しくありません。

 

×:非永続

反射脆弱性と呼ばれる非永続XSSの脆弱性は、クッキーなどを保持している者から機密情報を盗むために不正なスクリプトを使用してプログラムされたURLを開くようにするもので、正しくありません。この攻撃の背後にある原理は、動的なWebサイト上の適切な入力または出力の検証の欠如にあります。

#28. 物理的に異なるシステムグループと論理的に結合し、障害に対する免疫を提供するのに役立ちながらスケーラビリティにも役立つ技術はどれか。

〇:クラスタリング

クラスタリングは、サーバを冗長に類似しているフォールトトレラントサーバ技術です。サーバークラスタは、ユーザーに1サーバーとして論理的に解釈され、単一の論理システムとして管理できるサーバーのグループです。クラスタリングは、可用性とスケーラビリティを提供します。このグループ、物理的に異なるシステムおよび故障や性能を向上させるに対する免疫を提供するのに役立ちます。

問題文では、難しい文章で表現されています。「物理的に異なるシステムグループと論理的に結合」という言葉から正確に特定の単語を導くことは困難だと思います。このような問題においては、ポイントとなっているであろう単語から、選択肢を消去法で導くことが有効です。後半の「障害に対する免疫を提供するのに役立ちながらスケーラビリティにも役立つ技術」から、耐障害性と拡張性を持っているものであるとわかります。耐障害性だけでは選択肢は絞り込めませんが、拡張性を持っている機能においては、クラスタリングが該当します。よって正解は、「クラスタリング」になります。

 

×:ディスクデュープ

そのような言葉はありません。一見理解が難しい文章が提示されたとき、時間制限がかかる中、おそらく知らない単語である可能性をあなたは考えるかもしれません。

 

×:RAID

RAID(Redundant Array of Independent/Inexpensive Disks)とは、複数台のハードディスクを1台のハードディスクとして運用するための技術です。記録するデータをどのようにハードディスクに書き込むのかによって物理的な冗長性を向上させる仕組みを持っています。これは、拡張性を担保する技術体系ではありません。

 

×:仮想化

仮想化とは、見た目上複数のOSが動作しているように見せる技術です。もしくは、それらを取り巻くシミュレーション的な操作による実環境の構築を可能にする環境です。仮想化環境によって、耐障害性や拡張性を提供した環境構築がありますが、物理的に異なるシステムグループと論理的に結合するという操作にはマッチしていません。

#29. アクセス制御マトリックスは、サブジェクトとオブジェクトとの間のアクセスを制御するために、多くのオペレーティングシステムやアプリケーションで使用されています。この列軸に分割したリストは一般には何と呼ばれていますか?

〇:アクセス制御リスト(ACL)

アクセス制御リスト(ACL)は、オブジェクトへのアクセス制御マトリックスから得ることができます。ACLは、複数のオペレーティングシステム、アプリケーション、およびルータの構成で使用されています。彼らは、特定のオブジェクトへのアクセスを許可されている項目のリストであり、それらは付与される許可のレベルを定義します。認可は、個人またはグループに指定することができます。そのため、ACLはオブジェクトにバインドし、被験者がそれにアクセスできるかを示し、および機能テーブルは、対象にバインドされ、被写体がアクセスできるオブジェクトかを示すされています。

 

×:機能テーブル

機能テーブルは、アクセス制御マトリックスの行に当たります。

 

×:制約インタフェース

制約インタフェースは、それらが特定の機能や情報を要求したり、特定のシステムリソースへのアクセスを持っていないようにすることによって、ユーザーのアクセス能力を制限するため、間違っています。

 

×:ロールベース

ロールベースのアクセス制御(RBAC)モデルは、サブジェクトの役割に応じて特定のオブジェクトに対するアクセス権を決定するためのコントロールです。間違っています。

#30. ペネトレーションテストは、計画、情報収集と発見、攻撃、レポートの順に行われます。情報収集と発見で実行される手順として正しくないものはどれか?

〇:権限昇格

権限昇格は、侵入後に実行することで攻撃の影響を大きくする手順です。一般的には、低い権限のアカウントで侵入し、権限昇格することで攻撃範囲を広げます。よって、攻撃対象を調査する段階で実行されるものではありません。よって、正解は「権限昇格」になります。

 

✕:ポートスキャン

ポートスキャンを行うことで外部からアクセス可能なサービスを列挙します。このような情報は攻撃を行うための収集されます。

 

✕:バナー表示される製品バージョンの確認

単純なアクセスによって製品がレスポンスを返却するとき、製品は自身の製品名やバージョンを返却することがあります。このような情報は攻撃を行うための収集されます。

 

✕:ディレクトリトラバーサル

Webアプリケーションなど通常はアクセスすることがないURLであっても、外部からアクセス可能なディレクトリが存在する場合もあります。このような情報は攻撃を行うための収集されます。

#31. マークは、汎用的なセキュリティモデルを参照したい。Bibaモデルは何性を着目したセキュリティモデルでしょうか。

#32. 既知平文攻撃、選択平文攻撃、適応的選択平文攻撃のうち最も鍵の発見が困難であるものはどれか。

〇:既知平文攻撃

既知平文攻撃とは、解読者は無差別に平文を取得できる状況です。暗号文単独攻撃とは、解読者は無差別に暗号文を取得できる状況です。既知平文攻撃は平文を取得するものの、それが何の暗号文と対になっているがわからない状況なので、つまりは2つとも無作為な暗号文のみで復号を試みるということです。この状況では解読することが難しいと言えます。よって正解は、「既知平文攻撃」になります。

 

×:選択平文攻撃

選択平文攻撃とは、解読者は、取得する平文は自由に選択して暗号文を取得できる状況です。

 

×:適応的選択平文攻撃

適応的選択平文攻撃とは、解読者は取得する平文は自由に選択し暗号文を取得でき、その結果を見たうえで再度取得を繰り返すことができます。

 

×:どれでもない

”最も”を選ぶ選択肢でどれでもないという回答は稀です。

#33. 部門マネージャーのスティーブは、組織にとって許容可能なレベルのリスクの定義、リスク評価と監査レポートのレビュー、セキュリティポリシーとプログラムの重要な変更の承認を担当する委員会に参加するよう求められました。どの委員会に参加していますか?

〇:セキュリティ運営委員会

スティーブは、企業内の戦術的および戦略的セキュリティ問題の決定を担当するセキュリティ運営委員会に参加しています。委員会は、組織全体の個人から構成され、少なくとも四半期ごとに会合する必要があります。この質問に記載された責任に加えて、セキュリティ運営委員会は、事業の組織的意思と協力してそれをサポートする、明確に定義されたビジョンステートメントを確立する責任があります。組織のビジネス目標に関係する機密性、完全性、および可用性の目標に対するサポートを提供する必要があります。このビジョンステートメントは、組織に適用されるプロセスにサポートと定義を提供し、ビジネス目標に達することを可能にするミッションステートメントによってサポートされるべきです。

各組織で呼び名は異なりますか、セキュリティに一連の定義から承認までのプロセスを任せられています。その場合、最も近い場合には”運営”という言葉が近いのです。

 

×:セキュリティポリシー委員会

上級管理職がセキュリティポリシーを策定する委員会であるため、間違っています。通常、上級管理職は、役員または委員会に委任しない限り、この責任を負います。セキュリティポリシーは、セキュリティが組織内で果たす役割を決定します。組織化、特定の問題、またはシステム固有のものにすることができます。運営委員会はポリシーを直接作成するのではなく、受け入れ可能であればレビューと承認を行います。

 

×:監査委員会

取締役会、経営陣、内部監査人、および外部監査人の間で独立したオープンなコミュニケーションを提供するため、正しくありません。その責任には、内部統制システム、独立監査人のエンゲージメントとパフォーマンス、内部監査機能のパフォーマンスが含まれます。監査委員会は、調査結果を運営委員会に報告するが、セキュリティプログラムの監督と承認を怠ることはない。

 

×:リスクマネジメント委員会

組織が直面しているリスクを理解し、上級管理職と協力してリスクを許容レベルまで下げることであるため、正しくありません。この委員会は、セキュリティプログラムを監督しません。セキュリティ運営委員会は、通常、その結果を情報セキュリティに関するリスク管理委員会に報告します。リスク管理委員会は、ITセキュリティリスクだけでなく、ビジネスリスク全体を検討する必要があります。

#34. ハッカーがシステムを損傷するために使用できる多くの種類のウイルスがあります。 次のうちポリモーフィック型ウィルスの正しい記述ではないものはどれですか?

〇:ファイルシステム情報のオペレーティングシステムへのアンチマルウェアの呼び出しを傍受する。

正しく”ない”ものを選ぶ問題です。ポリモーフィック型ウィルスは、アンチマルウェアスキャナを欺くことを試みます。特に、操作上のコピーを生成する方法がとられます。 マルウェア対策ソフトウェアが1つまたは2つのコピーを検出して無効にしても、他のコピーはシステム内でアクティブのままになります。よって正解は、「ファイルシステム情報のオペレーティングシステムへのアンチマルウェアの呼び出しを傍受する。」になります。

この問題は消去法で解く必要があります。どのような定義がポリモーフィック型ウィルスであるか?という単語帳的な覚え方をしていると、何がポリモーフィック型ウィルスの特徴であるかを理解していない可能性があります。ポリモーフィック型ウィルスの最も特出すべき点は、実体が繰り返し変更される点にあります。

 

×:ノイズ、突然変異エンジン、または乱数ジェネレータを使用して命令のシーケンスを変化させる。

ポリモーフィック型ウィルスはノイズや偽の指示を他の有用な指示とともに含むことにより、指示の順序を変える可能性があります。また、突然変異エンジンと乱数ジェネレータを使用して、検出されないことを期待して命令のシーケンスを変更することもできます。 元の機能はそのままですが、コードが変更され、固定シグネチャを使用してウイルスのすべてのバージョンを識別することが不可能に近づきます。

 

×:異なる復号ルーチンを必要とする異なる暗号化方式を使用できる。

ポリモーフィック型ウィルスは異なる暗号化ルーチンを必要とする異なる暗号化方式を使用できます。 これには、このタイプのウイルスのすべてのコピーを識別するために、可能な解読方法ごとに1つずつアンチマルウェアスキャンが必要です。 ポリモーフィック型ウィルス作成者は、暗号化されたウイルスのペイロードを隠し、コードに解読メソッドを追加します。 いったん暗号化されるとそのコードは無意味になりますが、だからと言って暗号化されたウイルスは必ずしもポリモーフィック型ウィルスであるとは限らないため検知からも逃れます。

 

×:複数の様々なコピーを作成する。

ポリモーフィック型ウィルスは、マルウェア対策ソフトウェアによる検出を避けるために、複数のさまざまなコピーを生成します。

#35. ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は5つの教科書セットで構成されています。これは次のうち、どのITサービスの計画の中核をなしており焦点を当てていますか?

〇:サービス戦略

ITILの基本的なアプローチは、意図されたITサービスの全体的な計画に焦点を当てたサービス戦略の作成にあります。最初の計画が完了したら、有効なITサービスと全体的な実装ポリシーの設計に関するガイドラインを提供します。その後、サービス移行段階が開始され、ITサービスの評価、テスト、および検証に関するガイドラインが提供されます。これにより、ビジネス環境から技術サービスへの移行が可能になります。サービス運用は、決定されたすべてのサービスが目的を達成したことを確認します。最後に、継続的サービス改善はサービスライフサイクル全体の改善領域を指摘します。サービス戦略はITILの中核であると考えられています。 ITとビジネスアプローチ、市場分析、サービス資産、顧客に質の高いサービスを提供する目標を設定すること、サービス戦略を実施することの戦略と価値の計画、設計、アライメントに関するベストプラクティスを含む一連のガイドラインで構成されています。

 

×:サービス運用

サービス運用は、サービスが実際に配信される際のライフサイクルの重要なコンポーネントであり、ITILのような指針を提示するようなものは実際の運用の際に、中核をなすことはありません。ライフサイクルの運用では、合意されたレベルのサービスが顧客に提供されることを確実にする一連のガイドラインが定義されています。サービス運用によって組み込まれるさまざまなジャンルには、イベント管理、問題管理、アクセス管理、インシデント管理、アプリケーション管理、技術管理、および運用管理が含まれます。サービス運用は、テクノロジーとビジネスの要件、安定性とレスポンス、コストとサービスの質、対抗的なプロアクティブなアクティビティーなどの矛盾する目標間のバランスを取っています。

 

×:サービス設計

現在および将来のビジネス要件を満たすために、プロセス、アーキテクチャ、ポリシー、およびドキュメントを含むITサービスの設計に最適なプラクティスのセットを含むため、不適切です。サービス設計の目標は、合意されたビジネス目標に従ってサービスを設計することです。ライフサイクル、リスクの特定と管理をサポートできるプロセスを設計する。全体としてのITサービス品質の改善に関与しています。

 

×:サービス移行

サービス移行はビジネス戦略によって提案されたサービスを業務上の使用に提供することに重点を置いているため、正しくありません。また、ビジネスモデルの技術サービスへのスムーズな移行を可能にするガイドラインも含まれています。サービスの要件が設計後に変更された場合、サービス移行は、その要件が変更された設計に従って提供されることを保証します。これらのガイドラインが重点を置いている分野には、移行移行計画に関わる人員の責任と、移行計画とサポート、変更管理、ナレッジマネジメント、リリースと展開管理、サービス検証とテスト、評価が含まれます。

#36. Windows OSを再起動しました。再起動を示すログレベルはどれでしょうか。

#37. 世界中の国々はサイバー戦争にさまざま影響を受けています。 水、電力、石油、ガス、輸送、製造システムを確保することは政府の優先課題となっていますが、ユーティリティと電力網のインフラストラクチャーにどのような影響を与えているのでしょうか。これらの重要なインフラストラクチャは、機能を提供するさまざまなタイプの産業制御システム(ICS)で構成されています。 次のうちICSの仕組みとして適していないものはどれでしょうか。

〇:中央制御システム

産業制御システム(ICS)の最も一般的なタイプは、分散制御システム(DCS)、プログラマブル論理コントローラ(PLC)、および監視制御およびデータ収集(SCADA)システムです。 これらのシステムは一種の中央制御機能を提供しますが、これらのシステムは本質的に分散しているため、中央制御システムはICSの一般的なタイプとはみなされません。 DCSは、水、電気、製油所などの産業向けの製品システムを制御するために使用されます。 DCSは、集中監視制御ループを使用して地理的な場所に分散しているコントローラを接続します。 このスーパバイザコントローラは、フィールドコントローラからのステータスデータを要求し、この情報を監視のために中央インターフェイスにフィードバックします。 センサーから取得したステータスデータは、フェールオーバーの状況で使用できます。 DCSは、モジュール方式で冗長保護を提供できます。 これにより、単一障害の影響が軽減されます。つまり、システムの一部がダウンした場合、システム全体がダウンすることはありません。

 

×:プログラマブルロジックコントローラ

プログラマブルロジックコントローラ(PLC)は一般的な工業用制御システム(ICS)であり、ユーティリティネットワーク全体のセンサを接続し、このセンサ信号データをソフトウェアの監視および管理によって処理できるデジタルデータに変換するために使用されます。 PLCは、もともと基本ハードウェア内で単純化されたロジック機能を実行するために作成されましたが、SCADAとDCSシステムの両方で使用される強力なコントローラに進化しました。 SCADAシステムでは、PLCはリモートフィールド機器との通信に最も一般的に使用され、DCSシステムでは、それらは監視制御方式でローカルコントローラとして使用されます。 PLCは、エンジニアリング制御ソフトウェアアプリケーションとの通信を可能にするアプリケーションプログラミングインタフェースを提供します。

 

×:監視制御およびデータ収集

監視制御とデータ収集(SCADA)とは、データを収集して処理し、ユーティリティベースの環境を構成するコンポーネントに操作制御を適用するために使用されるコンピュータ化されたシステムを指すためです。 これはICSの一般的なタイプです。 SCADA制御センターは、現場(例えば、送電網、給水システム)の集中監視と制御を可能にする。 フィールドサイトには、中央制御センターにデータを提供するリモートステーション制御デバイス(フィールドデバイス)があります。 フィールド装置から送信されたデータに基づいて、自動化されたプロセスまたはオペレータは、遠隔装置を制御して問題を解決するか、または動作上の必要性のために構成を変更するコマンドを送信することができる。 これは、ハードウェアとソフトウェアが通常は特定の業界に独占的であるため、内部で作業するのは難しい環境です。 個人所有で運営されている。 通信は、通信リンク、衛星、およびマイクロ波ベースのシステムを介して行うことができる。

 

×:分散制御システム

分散制御システム(DCS)がICSの一般的なタイプであるために間違っています。 DCSでは、制御要素は集中化されていません。 制御要素は、システム全体に分散され、1つまたは複数のコンピュータによって管理されます。 SCADAシステム、DCS、PLCは、水、石油、ガス、電気、輸送などの産業部門で使用されています。これらのシステムは「重要インフラストラクチャ」とみなされ、高度に相互接続され、依存するシステムです。 これまで、これらの重要なインフラストラクチャ環境では、インターネットと同じ種類のテクノロジやプロトコルが使用されていなかったため、孤立して攻撃するのは非常に困難でした。 時間が経つにつれて、これらの独自の環境はネットワーキングデバイスと接続されたIPベースのワークステーションを使用してIPベースの環境に変わりました。 この移行により、集中管理と管理の集中化が可能になりますが、コンピュータ業界にとって常に脆弱な種類のサイバー攻撃が発生します。

#38. 次のうちバーナム暗号の脆弱性はどれでしょうか。

バーナム暗号では、暗号鍵を安全に共有する必要があります。ここで、暗号鍵と復号鍵が一緒であるため、対話相手にも共通の鍵を事前に共有しておく必要がありますが、そもそも安全に文章を共有するために暗号化したいのであって、暗号化のために安全な共有方法を用意するのはおかしな話です。また、バーナム暗号での暗号鍵は乱数を使います。当然、コンピュータ上で乱数を発生させるわけですが、コンピュータ計算によって算出した乱数というのは疑似乱数と呼ばれ、一見乱数に見えるというだけで実は規則性があります。そのため、推測できる鍵を生成しているということになり、どれほど安全な暗号化であると言えるのかは乱数の精度によって変わります。よって正解は、「疑似乱数精度と鍵配送」になります。

#39. マージは、ジョージに送信されるメッセージのデジタル署名を作成するために彼女の秘密鍵を使用していますが、彼女はジョージに秘密鍵を表示したり共有していない。この状況を示しているものはどれか。

〇:ゼロ知識証明

ゼロ知識証明は、誰かがあなたが知る必要があるよりも、より多くの情報を伝えることなく、あなたに何かを伝えることができることを意味します。暗号化では、それはあなたがその鍵を共有するか、誰にもそれを示すことなく、特定のキーを持っていることを証明することを意味します。ゼロ知識証明(通常は数学的)は、敏感な何かを明らかにすることなく、真実であることを別のものに証明するために、一方の当事者のための対話的な方法です。

 

×:キークラスタリング

キークラスタリングとは、同じ平文を別々の鍵で暗号化したのに、同じ暗号文になる現象です。

 

×:誕生日攻撃を回避

攻撃者は、誕生日攻撃と呼ばれる、衝突を強制しようと試みることができます。この攻撃は、標準的な統計に存在する数学的な誕生日のパラドックスに基づいています。これは確率論で誕生日の問題の背後に数学を利用した暗号攻撃です。

 

×:データの機密性を提供

データが鍵で暗号化されたときに暗号化を介して提供されるもので、正しくありません。

#40. 次のうち、ビジネスインパクト分析において最も早く実行されるステップはどれですか?

〇:データ収集技術の作成

選択肢の内、ビジネスインパクト分析(BIA)の第一歩は、データ収集技術を作成することです。 BCP委員会は、アンケートやインタビューを使用して、プロセス、取引、サービスのいずれかの関連する依存関係とともに、組織内でどのように異なる作業がどのように達成されるかに関する重要な人物の情報を収集します。プロセスフロー図は、このデータから作成し、BIAおよび計画開発段階全体で使用する必要があります。

 

×:それぞれの異なるビジネス機能のリスク計算

ビジネス機能が識別された後に各ビジネス機能のリスクが計算されるため正しくありません。そしてその前にも、BCPチームは重要な人員からデータを集める必要があります。各ビジネス機能のリスクを計算するには、定性的および定量的影響情報を収集し、適切に分析し、解釈する必要があります。データ分析が完了したら、会社内で最も知識のある人と見直して、結果が適切であることを確認し、組織が直面している実際のリスクと影響を説明する必要があります。これにより、最初に取得されなかった追加のデータポイントがフラッシュされ、すべての可能性のあるビジネスへの影響を完全に理解することができます。

 

×:重要なビジネス機能の特定

重要なビジネス機能の特定は、BCP委員会が重要な人物にインタビューして調査することによって存在するビジネス機能について知った後に行われるため、正しくありません。データ収集フェーズが完了すると、BCP委員会は、プロセス、デバイス、または業務活動が重要かを判断するための分析を実施します。

 

×:ビジネス機能に対する脆弱性と脅威特定

ビジネスインパクト分析では、プロセスを進めるにしたがって、脆弱性やビジネス機能に対する脅威を特定していくため最初のステップとは言えず、不正確です。答えに記載されているステップのうちでは、最後のステップです。脅威は、人為的、自然的、または技術的なものである可能性があります。可能性のあるすべての脅威を特定し、発生する可能性を推定することが重要です。これらの計画を策定する際には、すぐには問題にならないものもあります。これらの問題は、シナリオベースの演習を行うグループで最もよく対処されます。これにより、脅威が現実になると、その計画にはすべてのビジネスタスク、部門、重要な業務に影響が及ぶことが保証されます。計画されている問題が多いほど、これらのイベントが発生した場合には、より良い準備ができます。

#41. ネットワークにQuality of Service(QoS)を実装しています。QoSの主な利点の1つはどれですか?

QoS(Quality of Service)は、特定のトラフィックを他のトラフィックよりも優先します。一般的には、VoIP(Voice over IP)といったリアルタイムの通信を必要とするUDPトラフィックに有効です。その他の非リアルタイムトラフィックは優先順位が低くなります。

#42. データの完全性と関係のない選択肢はどれでしょうか。

〇:無権限のエンティティと共有するデータの抽出

関係のないものを選ぶ問題です。無許可のエンティティと共有するデータの抽出は、機密性の問題です。ややこしい言い方をしていますが、データに対する操作は無許可と抽出であり、完全性の主とするデータの破壊はいずれも含まれていません。よって正解は、「無権限のエンティティと共有するデータの抽出」になります。

この問題を解く上で、エンティティが何かを知っておく必要はありません。変更や破壊は行われているかどうかに注目します。

 

×:データに対する不正な操作または変更

間違いです。なぜなら、完全性は、許可されていない操作またはデータの変更に関連するからである。無断改変が防止されると、完全性が維持されます。ハードウェア、ソフトウェア、および通信の仕組みは、データを正しく維持および処理し、予期せぬ変更なしに意図した宛先にデータを移動するために連携して動作する必要があります。システムとネットワークは、外部の干渉や汚染から保護する必要があります。

 

×:許可なくデータを変更する

権限のないデータの変更が整合性に関連するため、間違いです。整合性とは、データを保護することであり、ユーザーや権限を持たない他のシステムによって変更することはできません。

 

×:意図的または偶発的なデータの置換

意図的または偶発的なデータの置換が整合性に関連するため、正しくありません。データが不正なエンティティによって改ざんされないという保証とともに、情報およびシステムの正確性および信頼性の保証が提供される場合、完全性が維持されます。完全性を強制する環境では、例えば、ウイルス、ロジックボム、バックドアをデータを破損または置換する可能性のあるシステムに挿入するなどの攻撃を防ぎます。ユーザーは通常、間違ってシステムやそのデータの整合性に影響を与えます(内部ユーザーは悪意のある行為も行う可能性があります)。たとえば、データ処理アプリケーションに誤った値を挿入して、300ドルではなく3,000ドルを顧客に請求することがあります。

#43. クレジットカード決済する際に利用されている規格として考えられるものはどれでしょうか。

〇:PCI DSS

PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、電子決済するときの個人情報流出を避けるためのフレームワークです。よって正解は、「PCI DSS」になります。

ちなみに、「考えられるものはどれでしょうか?」という聞き方をされると、他のフレームワークも利用しているかもしれないではないか、と反論したくなります。しかし、CISSPの試験では”最も妥当である”という選択肢を選ばないといけないケースもあるでしょう。よって、このような表現にしております。

 

×:HITECH

経済的及び臨床的健全性のための医療情報技術に関する法律(HITECH)とは、HIPPAの強化版であり、データ管理だけではなく医療関係の事業提携者に対しても適用する法律です。

 

×:OCTAVE

OCTAVEとは、CERTで紹介されているリスク評価のフレームワークの一つです。

 

×:COBIT

COBITとは、企業のITガバナンスの成熟度を測るフレームワークです。 アメリカの情報システムコントロール協会(ISACA)とITガバナンス協会(ITGI)が提唱しました。

#44. ロバートは、重複や矛盾を最小限に抑えるためにデータを構造化する手順を実行することによって、販売データベースの全体的な効率を高めるよう求められています。それはどのような手順ですか?

〇:正規化

正規化は、冗長性を排除してデータを効率的に整理し、データ操作中の異常の可能性を減らし、データベース内のデータの一貫性を向上させるプロセスです。データベース構造が望ましくない特性(挿入、更新、および削除の異常)を起こさないように正しく設計され、データの整合性が失われることを確実にする体系的な方法です。

 

×:ポリモーフィズム

ポリモーフィズムは異なるオブジェクトに同じ入力が与えられ、異なる反応をするため、正しくありません。

 

×:データベースビューの実装

データベースビューは論理的なアクセス制御であり、あるグループまたは特定のユーザーが特定の情報を参照できるように実装されており、別のグループが完全に表示されないように制限されているものであり、正しくありません。 たとえば、企業全体の利益を見ることなく、ミドル・マネジメントが部門の利益と経費を見られるように、データベース・ビューを実装することができます。 データベースビューは重複データを最小化しません。 むしろ、特定のユーザー/グループによってデータがどのように表示されるかを操作します。

 

×:スキーマの構築

データベースシステムのスキーマは形式的な言語で記述された構造であるため、正しくありません。 リレーショナルデータベースでは、スキーマはテーブル、フィールド、リレーションシップ、ビュー、インデックス、プロシージャ、キュー、データベースリンク、ディレクトリなどを定義します。 スキーマはデータベースとその構造を記述しますが、そのデータベース自体に存在するデータは記述しません。

#45. リサは、ほとんどのデータベースが同時実行制御を実装していることを学びました。 並行性とは何ですか?また、なぜそれを制御する必要がありますか?

〇:同時に実行されているプロセス。適切に制御されていないとデータベースの整合性に悪影響を与える可能性がある。

データベースは、多くの異なるアプリケーションによって同時に使用され、多くのユーザーが一度にそれらとやり取りします。同時実行性とは、異なるプロセス(アプリケーションおよびユーザー)が同時にデータベースにアクセスしていることを意味します。これが適切に制御されないと、プロセスは互いのデータを上書きしたり、デッドロック状況を引き起こしたりする可能性があります。並行処理の問題の最悪の結果は、データベース内に保持されているデータの整合性の低下です。データベースの整合性は、並行性保護メカニズムによって提供されます。同時実行制御は一つは、ロックです。ユーザーが他のユーザーによって使用されているデータにアクセスしたり変更したりすることはできません。

 

×:異なるレベルで実行されているプロセス。適切に制御されていないとデータベースの整合性に悪影響を与える可能性がある。

並行処理は異なるレベルではなく、同時に実行されているプロセスを参照するため、正しくありません。 並行処理の問題は、異なるユーザーやアプリケーションによって同時にデータベースにアクセスできる場合に発生します。 コントロールが適切に配置されていないと、2人のユーザーが同じデータに同時にアクセスして変更することができ、動的環境に有害になる可能性があります。

 

×:アクセス可能なデータのレビューから新しい情報を推測するプロセス。推論攻撃が発生する可能性がある。

アクセス可能なデータをレビューすることから新しい情報を推測する能力は、より低いセキュリティレベルのユーザーが、より高いレベルのデータを間接的に推論する場合に生じます。これは、推論攻撃につながる可能性がありますが、並行性には関係しません。

 

×:データベース内の複数の場所にデータを格納するプロセス。正しく制御されていないとデータベースの整合性に悪影響を与える可能性がある。

複数の場所にデータを格納することは並行性に問題がないため、正しくありません。2人のユーザーまたはアプリケーションが同じデータを同時に修正しようとしているとき、並行性は問題になります。

#46. 送信先アドレスと送信先でのコンピュータサービスまたはプロトコルの通信方法を示した言葉はどれでしょうか。

〇:ソケット

UDP(User Datagram Protocol)とTCP(Transmission Control Protocol)は、アプリケーションがネットワークを介してデータを取得するために使用するトランスポートプロトコルです。 どちらも、ポートを使用して上位のOSIレイヤと通信し、同時に発生するさまざまな会話を追跡します。 ポートは、他のコンピュータがどのようにサービスにアクセスするかを識別するために使用されるメカニズムでもあります。 TCPまたはUDPメッセージが形成されるとき、送信元および宛先ポートは、送信元および宛先IPアドレスとともにヘッダ情報内に含まれます。このIPアドレスとポート番号をソケットと言います。IPアドレスはコンピュータへの出入口として機能し、ポートは実際のプロトコルまたはサービスへの出入口として機能します。

 

×:IPアドレス

IPアドレスがサービスやプロトコルとの通信方法をパケットに伝えていないため、間違っています。 IPアドレスの目的は、ホストまたはネットワークインタフェースの識別とロケーションのアドレッシングです。 ネットワーク内の各ノードには一意のIPアドレスがあります。 この情報は、送信元ポートおよび宛先ポートとともに、ソケットを構成します。 IPアドレスはどこに行くべきかをパケットに伝え、ポートは適切なサービスまたはプロトコルとの通信方法を示します。

 

×:ポート

ポートはパケットに適切なサービスまたはプロトコルとの通信方法のみを通知するため、正しくありません。 それはどこに行くべきかをパケットに伝えません。 IPアドレスはこの情報を提供します。 ポートは、TCPやUDPなどのIPプロトコルで使用される通信エンドポイントです。 ポートは番号で識別されます。

 

×:フレーム

フレームは、データリンク層にヘッダとトレーラが与えられた後にデータグラムを参照するために使用される用語であるため、間違っています。

#47. サーバーサイドにWebアプリケーションを実装したい。このWebアプリケーションは主にスマートフォンのブラウザから利用することを想定している。この時に利用するべきプロトコルは何か?

HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)は、暗号化通信であるSSL/TLSによってセキュリティを高めたHTTPです。一般的なWebアプリケーションで利用されます。HTTPSを利用することで、通信経路での情報の盗聴や改ざんのリスクを防止できます。

#48. ハンナはWebアクセス管理(WAM)ソフトウェアをインストールするタスクを割り当てられています。 WAMが一般的に使用されている環境について、適切な説明は次のうちどれか?

Webアクセス管理(WAM)ソフトウェアは、Webブラウザを使用してWebベースの企業資産と対話するときに、ユーザーがアクセスできるものを制御します。電子商取引、オンラインバンキング、コンテンツ提供、Webサービスなどの利用が増加したためニーズが高まりました。Webアクセス制御管理プロセスの基本的なコンポーネントとアクティビティは次のとおりです。

  1. ユーザーがWebサーバーに資格情報を送信します。
  2. WebサーバーはWAMプラットフォームにユーザーの認証を要求します。 WAMはLDAPディレクトリに対して認証を行い、ポリシーデータベースから認証を取得します。
  3. リソース(オブジェクト)へのユーザーのアクセス要求します。
  4. Webサーバーは、オブジェクトアクセスが許可されていることを確認し、要求されたリソースへのアクセスを許可します。

WAMというややこしい用語が出てくると、自分の脳内の末端にあるかもしれないWAMの定義を探す旅が始まります。しかし、この問題の論点は定義を探すことではありません。WAMを単純に「自身のリソースへのアクセス管理」と解釈すれば、少なくとも外部エンティティに対する制御であることが導かれます。試験ではどうしても正当化確率の高い方にベットすることが迫られることがあります。

#49. マンディは同社の非対称アルゴリズムを用いて、260人の従業員のために鍵を生成する必要があります。必要となる鍵はいくつでしょうか。

非対称アルゴリズムでは、すべてのユーザーが少なくとも一つの鍵のペア(秘密鍵と公開鍵)しておく必要があります。公開鍵システムでは、各エンティティは別の鍵を有しています。この環境で必要なキーの数を決定するための式は N ×2の数でになります(Nは配布する人数)。つまり、260×2=520となります。よって正解は、「520」になります。

#50. コンピューターの経験がほとんどないが不正アクセスをしているとすれば、その犯人はどのような手法を講じていると考えられるか?最も近いものを選びなさい。

〇:ショルダーサーフィン攻撃

ショルダーサーフィンとは、攻撃者が他の人の肩越しに、その人のモニター上のアイテムやキーボードで何が入力されているかを見るブラウジング攻撃の一種です。 リストされている攻撃の中で、これはコンピュータシステムに関する知識を必要としない点で実行するのが最も簡単です。よって正解は、「ショルダーサーフィン攻撃」になります。

 

×:辞書攻撃

辞書攻撃とは、単語をパスワードにしているユーザを狙う不正ログインです。

 

×:サイドチャネル攻撃

サイドチャネル攻撃とは、物理的な情報からシステムデータを盗聴する攻撃です。

 

×:タイミング攻撃

タイミング攻撃とは、暗号を処理する機器に対して、様々な入力情報を与えて、処理時間の違いから暗号鍵などを推測する攻撃です。処理時間がかかっていれば、その分処理として正常に進んでいることを目安として推測できるなどが挙げられる。

#51. 金銭を得る動機の攻撃ではないだろうと考えられるものはどれですか?

分散型サービス停止(DDoS)攻撃は通常、攻撃者に金銭的な利益をもたらしません。多くの場合、復讐や組織の方針決定に同意しなかったり、攻撃者が組織に対する反感の大きさを証明したりする動機です。確かに、従量課金のクラウドサービスに対して、大量のアクセスをすることで想定以上のリソースを消費させ、コストを肥大化させる目的で利用されることもありますが、当事者の金銭的の目的ではないという点で、誤りになります。

#52. 湿度が低いと静電気が発生し、湿度が高いと金属(電子機器)が腐食します。これはその災害分類当たりますか?

災害は原因によって自然、人的、環境の分類されます。環境とは、電力網、インターネット接続、ハードウェアの故障、ソフトウェアの欠陥など私たちが働いている環境に起因するものです。

#53. RAIDシステムの冗長アレイでは、データおよびパリティ情報がいくつかの異なるディスクにストライピングされます。 パリティ情報とは何ですか?

〇:データの再構築に使用される情報

RAIDは、ハードドライブとそれが保持するデータにフォールトトレランスを提供し、システムパフォーマンスを向上させることができます。 冗長性と速度は、データを分割して複数のディスクに書き込むことによって提供され、異なるディスクヘッドが同時に動作して要求された情報を取り出すことができます。 制御データも各ディスクに分散されています。これはパリティと呼ばれ、1つのディスクに障害が発生した場合、他のディスクが連携してデータを復元できます。

 

×:新しいデータを作成するために使用される情報

パリティ情報が新しいデータを作成するために使用されるのではなく、紛失または破損したデータを再作成する方法の指示として使用されるため、誤りです。

 

×:データの消去に使用される情報

パリティ情報はデータの消去には使用されません。紛失または破損したデータを再作成する方法の指示として使用されるため、誤りです。

 

×:データの構築に使用される情報

パリティ情報を使用してデータは作成されません。紛失または破損したデータを再作成する方法についての指示として使用されるため、誤りです。

#54. フォールトトレランス戦略の一環であるリモートジャーナリングとはなんですか?

リモートジャーナリングとは、ファイル自体ではなくトランザクションログファイルをリモートに送信します。トランザクションとは、ファイルに対して行われる1つ以上の更新処理を指します。つまり、ファイルに対する更新履歴です。これにより、元のファイルが失われたとしても、トランザクションログから再構築されます。

#55. 特定のセキュリティ管理策を実施すべきかどうかを最終決定する際に、最も適切な手法はどれですか?

〇:費用便益分析

許容範囲内でリスクを低減するためにコントロールを設置することを要求するために、リスクが現実的で十分に可能性があり、十分にインパクトがあると識別される対策を選択する必要があります。可能な対策のコストと便益を分析するだけで、どのような対策を取るべきかを決定することができます。

 

×:リスク分析

リスクの決定が、許容可能な閾値内でリスクを制御するために必要とされる可能性があることを特定する最初のステップに過ぎないため、誤りです。

 

×:ALEの算出

年間予想損失額(ALE)は、特定の脅威が実際になった場合に失う可能性があることを会社に知らせるためのものです。ALEの価値は費用対効果の分析に入りますが、ALEは対抗措置の費用と対策のメリットに対処していません。

 

×:リスクを引き起こす脆弱性と脅威の特定

脆弱性や脅威の評価が対策の必要性を認識させているにもかかわらず、その評価だけでは競合​​する対策の中でどのようなコスト効果が見込まれているのか判断できないため正しくありません。

#56. AESのアルゴリズムは、何のために使用されていますか?

〇:データの暗号化

AES(Advanced Encryption Standard)は、以前のデファクトスタンダードであるデータ暗号化規格(DES)を改善するために開発されたデータ暗号化規格です。対称アルゴリズムとしては、AESはデータを暗号化するために使用されます。よって正解は、「データの暗号化」になります。

ほかの選択肢でもAESを利用するシーンはありますが、データの暗号化が最も焦点のあっている、もしくはマシな回答です。このように、すべて正しいと思われる中から選択するケースもあります。

 

×:データの整合性

デジタル署名の特性です。

 

×:キーリカバリ

復号やキーエスクローの特性です。

 

×:対称鍵の配布

AESの配布のために対称鍵を用いることは鍵配送問題に低触します。

#57. イーサネットを利用してバス型のネットワーク構成をとりたい。サービス要件として通信速度は5M、距離は200mが必要だが、どの規格を使うべきか。

イーサネットとは、ローカルエリア・ネットワークに使われる通信のやり方です。LANとかはイーサネットで通信しています。つまり、今はほとんどがイーサネットでの通信です。

名前 種別 通信速度 最大距離
10Base2 ‘Thinnet’
バス型
10Mビット
185メートル
10Base5 ‘Thicknet’
バス型
10Mビット
500メートル
10BaseT
スター型
10Mビット
100メートル
100BaseT
スター型
100Mビット
100メートル
1000BaseT
スター型
1000Mビット
100メートル

実際にはこのような問題にまじめに取り合うべきではありません。名前と通信速度と最大距離の紐づけを覚えるような対策は個人的にはお勧めしません。覚えるとしても「後ろに’Th’みたいなのがついたら100m以上なんだな、あとはXXXBaseという通信速度が出るんだな」程度で十分でしょう。

#58. メンテナンスホックを使用する適切な期間はどれか?

〇:コード開発中のみ。

メンテナンスホックとは、開発者がテスト用に一時的に利用する機能やツールを指します。実際システム開発では、個々の機能が適切に動作しているかを確認するため、補助するツールを用意しています。ただ、メンテナンスホックを本稼働環境に置いておくと攻撃者に利用される可能性があるため、削除が求められます。よって正解は、「コード開発中のみ。」になります。

 

×:メンテナンスホックは使用してはならない。

メンテナンスホックの利用は作業を効率的に行うことができます。

 

×:管理者に対して簡易的にソフトウェアを利用させたいとき。

管理者のみが利用できるはずであったツールを攻撃者が悪用するケースもあります。

 

×:ユーザーに対して簡易的にソフトウェアを利用させたいとき。

実際のリリース後に、メンテナンスホックをユーザー公開することはありません。

#59. 特注でソフトウェアを開発するソフトウェアベンダーに支払っていましたが、そのベンダーが廃業の可能性があります。コードへのアクセスを持っていないため、維持することはできません。どのような方法で同社はこれを防ぐことができるでしょうか?

〇:ソフトウェアエスクロー

ソフトウェアへのアクセス権がないが開発元の廃業の可能性がある場合には、その廃業後の対応を計画しておく必要があります。ソフトウェアエスクローは、第三者がソースコードとコンパイルされたコード、マニュアルのバックアップ、およびその他のサポート材料を保持することを意味します。ソフトウェアベンダー、顧客、および第三者との間の契約を結び、この契約は通常、顧客はベンダーが廃業するときと、記述された責任を果たすことができない、または元の契約に違反した場合にのみ、ソースコードへのアクセス権を持つことができることになるでしょう。サードパーティ製のエスクローエージェントを介してソースコードと他の材料へのアクセスを得ることができるため、顧客が保護されています。よって正解は、「ソフトウェアエスクロー」になります。

 

×:互恵待遇協定

互恵待遇協定という言葉はありませんが、近しい概念に相互扶助協定があります。相互扶助協定(MAA, Mutual Assistance Agreement)とは、施設などを共有することによって、いちじてきな生産プロセスの停止に備えます。

 

×:電子データ保管庫

電子データ保管庫(e-vaulting)とは、電子データ保管庫とは、リモートバックアップサービスを利用して、一定の間隔またはファイルが変更されたときに、バックアップをオフサイトに電子的に送信することです。

 

×:事業中断保険

事業中断保険という言葉はありませんが、事業が中断した際に保険に近しい概念と解釈できます。保険は経済的なリスクに対して適用されることが一般的です。本問題では、ソフトウェアに対するアクセスを継続したいため、ソフトウェアエスクローのほうが適当です。

#60. 啓発と教育の違いは何でしょうか。

啓発は、組織の構成員がすでに持っている情報に対して、再度警戒を強めてもらうため周知することです。教育は、組織の構成員が知らない情報をインプットすることです。そのため、啓発と教育違いは、対象者がすでにその情報を知っているかどうかが差異になります。

#61. 次のうち災害復旧テストでの構造化ウォークスルーテストはどれですか?

〇:各部門の代表者が集まり、妥当性の検証受けます。

構造化されたウォークスルーテストでは、機能的な担当者が計画を満たしてレビューし、その正確性や妥当性を確認します。

 

×:一部のシステムが代替サイトにて実行されることを保証します。

これは並列テストを記述しているため、正しくありません。

 

×:すべての部署に災害復旧計画のコピーを送付し、その完全性を確認します。

これはチェックリストテストを記述しているため、正しくありません。

 

×:通常運用システムをダウンさせます。

これは完全中断テストを記述しているため、正しくありません。

 

#62. コンピュータプログラミングでは、結合度と凝縮度が使用されます。 次の中で結合度と凝縮度の好ましい組み合わせはどれですか?

モジュールが低い結合度と高い凝縮度を有することは、良いことです。凝縮度が高いほど、更新や変更が容易になり、相互作用する他のモジュールには影響しません。 これはまた、モジュールの再利用と保守が容易であることを意味します。結合度は、1つのモジュールがそのタスクを実行するために必要な相互作用の量を示す測定値です。モジュールの結合度が低い場合は、モジュールが他の多くのモジュールと通信してジョブを実行する必要がないことを意味します。他の多くのモジュールに依存してタスクを実行するモジュールよりも理解しやすく、再利用も容易です。 また、これらのモジュールの周りの多くのモジュールに影響を与えることなく、モジュールを変更する方が容易になっていくでしょう。よって正解は、「低結合度、高凝集度」になります。

#63. データ分類において最後に実施されるプロセスはどれでしょうか。

#64. 電話ボックスにコインを入れた時の音が偽物であるボックスはどれでしょうか。

#65. 変更管理プロセスには、さまざまな手順が含まれています。 次のうち、変更管理ポリシーの手順として誤って記述しているのはどれですか?

〇:変更管理委員会によって全員一致で承認された変更は、実機テストは不要なステップとなる。

これは、誤っている選択肢を選ぶ問題です。さまざまな種類の環境の変化のためには、構造化された変更管理プロセスを導入する必要があります。変更要件の重大さによっては、変更と実装を変更管理委員会に提示する必要があります。変更管理委員会によって承認された変更要求は、予期しない結果を発見するためにテストされなければなりません。これは、変更の目的と結果および可能性のある影響をさまざまな側面で示すのに役立ちます。つまりは、変更管理委員会によって承認されたからと言ってテストされなくてもよいというわけではありません。変更管理委員会は変更に関して実行を命じており、それが適切であるかはテストで担保しなければなりません。よって正解は、「変更管理委員会によって全員一致で承認された変更は、実機テストは不要なステップとなる。」になります。

 

×:変更管理委員会によって承認された変更は、変更のログとして残すべきである。

正しい変更管理と言えます。

 

×:変更の計画段階では大まかなスケジュールを作成する必要がある。

正しい変更管理と言えます。

 

×:提案された変更は、優先順位を設け検討されるべきである。

正しい変更管理と言えます。

#66. 単体テストと結合テストの違いはどれですか?

単体テストとは、開発したモジュールが単体で動くことを確認するテストです。結合テストとは、開発したモジュール同士を連結して全体動作を確認するテストです。

#67. 物理的なディスクに保存されたバックアップファイルをトラックで、別拠点のデータセンターに運んでいます。このバックアップファイルのデータの状態は何でしょうか。

保存データとは、ディスクなどに保存してあるデータです。転送データとは、ネットワークに流れているデータです。使用データとは、メモリやキャッシュなどにあり使用中のデータです。トラックで運んでいるからといって転送しているデータにはなりません。よって、「保存データ」が正解になります。

#68. マークスはセキュリティ監査員である。不正アクセスの法廷証拠としてシステムログを提供したい。システムログとして満たしておくべき要件は何でしょうか。

〇:日常的に稼働し、取得しているシステムログ

不正アクセスであるかどうかは、一般的な使い方と異なることを示す必要があります。また、日常的に取得していないログに関して法的証拠としての信頼性も薄くなります。

 

×:国際基準に準拠している洗練された製品から得られるシステムログ

マーケット的に洗練されているか否かは、法廷証拠の要件ではありません。逆に言えば、自社開発のソフトウェアが法的証拠に使えないというのは考えにくいでしょう。

 

×:印刷し物理媒体として保管されているシステムログ

ログが印刷されているか否かは必ずしも法的要件とはなりません。ソフトウェアとしての記録が出力されるわけですから、物理的な証拠としての純粋さはないのです。

 

×:OS層において記録される基盤に近いシステムログ

OS層に近いログはシステム的なトレーサビリティも高まりますが、ユーザー操作との関連性も薄く、不正アクセスの証拠には向きません。

#69. ソフトウェアをテストしたところ、10,000を超える欠陥が見つかりました。次のステップはどうあるべきですか?

〇:致命的なエラーに対して影響を及ぼす可能性を計算する。

ソフトウェアテストの実施は必須ですが、そのテストによって欠陥が数多く見つかった場合には、慎重に対応する必要があります。システムに人間の忘却のような概念はないですが、今週のテスト30点の人に来週のテストで100点を取れと願いことは現実的とは言えません。

修正を行う前に、ログレビューなどテストが完了している状態で、テストから取得したデータを分析する必要があります。最初に何から実施するか、何が許容でき何が許容できないかの判断を優先する必要があります。定性的リスク分析について考え、可能性が低く影響が少ない場合は放置し、優先度の高い項目に焦点を当てることができます。よって正解は、「致命的なエラーに対して影響を及ぼす可能性を計算する。」になります。

 

×:すべて修正する。

多くの欠陥が見つかった場合には、その修正対応にも多くの時間がとられることが考えられます。

 

×:膨大な数であるため放置する。

欠陥を放置することは原則許されません。

 

×:すべてのエラーに対して影響を及ぼす可能性を計算する。

すべてのエラーに対して分析を行うこともまた、非常に作業量が多くなる可能性があります。

#70. 監視者が見るべきログを抽出することをなんでしょうか。

#71. デビッドは、新しい支店オフィスのサーバルームを準備しています。そのサーバルームにプライバリーとセカンダリーの2つの出入り口用のドアを設置しようと考えています。このドアはどのようなロック機構が求められるでしょうか?

〇:プライマリの出入り口のドアは、スワイプカードなどを利用した制御アクセス権を持っている必要があります。セカンダリの出入り口のドアは、緊急時のみ内側からのみ開けられるようにしておきます。

データセンター、サーバールーム、ワイヤリングクローゼットは、侵入者からの保護のために施設の中核に配置する必要があります。ドアに対するアクセス制御メカニズムは、スマートカードリーダ、バイオメトリックリーダ、またはこれらの組み合わせをロックすることができます。サーバールームは厳密な入館制限が欠けられるため、その出入り口も原則一つに制限されます。しかし、火災などが発生したときに備えて、少なくとも2つのドアが存在しなければならない決まりがあります。つまり、プライマリーのドアは、毎日の入口と出口として扱い、セカンダリーのドアは緊急の場合のみ使用されるべきです。セカンダリーのドアは、原則利用を許しませんが緊急時に利用できないといけませんから、内側からのみ利用できるようにしておくことが求められます。よって正解は、「プライマリの出入り口のドアは、スワイプカードなどを利用した制御アクセス権を持っている必要があります。セカンダリの出入り口のドアは、緊急時のみ内側からのみ開けられるようにしておきます。」になります。

この問題を、施設の設備がどうであるべきかという知識ベースで解くことが困難です。そのため、問題のポイントを押さえて、より良い回答に絞っていく必要があります。一般的には、ドアにはカードキーを使った制御を入れればよいですが、そのような問題であれば、プライマリーやセカンダリーというような表現はしません。つまりは、1つ目は常時使うようで、2つ目はその予備である構成です。予備が必要となるケースを考えれば、求められている回答に近づくことができます。

 

×:プライマリとセカンダリの出入り口のドアは、スワイプカードなどを利用した制御アクセス権を持たせる。

このような利用方法も現実的には考えられます。しかし、プライバリーとセカンダリーの構成の体をなしておらず、質問の意図とは異なります。

 

×:プライマリの出入り口のドアには、警備員を配置します。セカンダリの出入り口のドアは、絶対に入館できないようにしておきます。

警備員の配置もカードキーと同じような効力を持つ場合もありますが、セカンダリーを利用できないことにすることを望んではいません。

 

×:プライマリの出入り口のドアは、スワイプカードなどを利用した制御アクセス権を持っている必要があります。セカンダリの出入り口のドアには、警備員を配置します。

警備員を配置する構成も取りうる構成ですが、普段利用しない出入り口に警備員を配置する構成は少々過剰です。

#72. アンジェラは、ネットワークリソースを共有しながら、部署ごとのグループにおいて一緒に利用できるコンピュータ環境を望んでいます。論理的にネットワークをグループ化する技術はどれか?

〇:VLAN

仮想LAN(VLAN)をシステムの標準的な物理的な場所にもかかわらず、リソース要件、セキュリティ、またはビジネスニーズに基づいて、コンピュータの論理的な分離とグループ化を可能にします。同じVLANネットワーク上に設定された同じ部署内のコンピュータは、すべてのユーザーが同じブロードキャストメッセージを受信することができ、物理的な場所に関係なく、同じ種類のリソースにアクセスできるようにします。

 

×:オープン・ネットワーク・アーキテクチャ  

オープンなネットワークアーキテクチャは、ネットワークを構成することができる技術を記述しているので間違っています。OSIモデルは、オープン・ネットワーク・アーキテクチャ内で動作する製品を開発するためのフレームワークを提供します。

 

×:イントラネット

イントラネットは、内部ネットワークにおいてインターネットとWebベースの技術を使用したいときに会社が使用するプライベートネットワークであるため、正しくありません。

 

×:VAN  

付加価値通信網(VAN)は、サービスビューローによって開発され、維持された電子データ交換(EDI)インフラストラクチャであるため、正しくありません。

#73. どのタイプのデータベース性質が、タプルがプライマリキー値によって一意に識別されることを保証しますか?

〇:エンティティの完全性

エンティティの完全性は、タプルが主キー値によって一意に識別されることを保証する。 タプルは、2次元データベースの行です。 主キーは、各行を一意にする対応する列の値です。 エンティティの整合性のために、すべてのタプルには1つの主キーが含まれていなければなりません。 タプルにプライマリキーがない場合、タプルはデータベースによって参照されません。

 

×:並行保全性

並行保全性は、データベースソフトウェアの正式な用語ではないため、正しくありません。整合性サービスには、セマンティック、参照、エンティティの3つの主要なタイプがあります。 並行処理とは、複数のユーザーやアプリケーションが同時にアクセスするソフトウェアのことです。 コントロールが配置されていないと、2人のユーザーが同じデータに同時にアクセスして変更することができます。

 

×:参照整合性

参照整合性は、既存の主キーを参照するすべての外部キーを参照するため、正しくありません。 存在しないレコードまたはNull値の主キーへの参照が外部キーに含まれないことを保証するメカニズムが存在する必要があります。 異なるテーブル間の関係が正常に動作し、適切にアクセスできるようになります。

 

×:意味的完全性

意味的完全性は、データベースの構造的および意味的規則が確実に行われるものです。データ型、論理値、一意性制約、およびデータベースの構造に悪影響を及ぼす可能性のある操作に関係します。

#74. 目標復旧時間(RTO)と最大許容停止時間(MTD)メトリックは、同じような役割を持っていますが、その値の定義は違います。次のベストのどれがRTOとMTDメトリックの違いについて説明しますか?

MTDは組織の評判やボトムラインへの深刻で修復不可能な損傷を意味するまでの時間を表します。RTO値は、MTD値よりも小さいです。RTOは、許容可能なダウンタイムの期間があることを前提としています。

#75. オニオンルーティングの脆弱性はどれでしょうか。

オニオンルーティングとは、ルータを経由する度に暗号化を施すため、何重にも暗号化が施されるという特徴がある。しかし、ルータの最終地点ではすべての暗号化が復号され、平文となるため最終地点ルータでのセキュリティ機能はありません。

#76. アメリカに住むスミスは本を書いています。書物の著作権は自動的に付与され、すべての権利を所有します。作成者の死後、どのくらいの期間、著作権が保護されますか?

著作権は、本、アート、音楽、ソフトウェアなどに適用されます。これは自動的に付与され、作成者の死亡後70年間、作成後95年間有効です。よって正解は、「70年」になります。

#77. 時刻ベースでワンタイムパスワードを生成できる技術はどれでしょうか。

〇:時間ベース同期動的トークン

同期トークンデバイスは、認証処理のコア部分として時間またはカウンタを使用して認証サービスと同期します。同期が時間基づいている場合、トークンデバイスおよび認証サービスは、そのデバイスの内部クロック内で同じ時間を保持しなければなりません。トークンデバイスと秘密鍵の時間値は、ユーザーに表示されるワンタイムパスワードを生成するために使用されます。その次に、ユーザーは認証サービスを実行しているサーバーに渡し、コンピューターにこの値とユーザーIDを入力します。認証サービスはこの値を復号し、期待値と比較します。両者が一致した場合、ユーザーは認証され、コンピュータ及びリソースの使用を許可されています。

 

×:カウンターベース同期動的トークン

トークンデバイスと認証サービス使用カウンタ同期場合、それは時間に基づいていないため、正しくありません。カウンタ同期トークンデバイスを使用する場合、ユーザーはトークンデバイス上のボタンを押すことにより、ワンタイムパスワードの作成を開始します。これは、トークンデバイスと認証サービスで実行します。カウンター値はベースとなる秘密値とハッシュ化され、ユーザーに表示されます。ユーザーが認証されるユーザーIDと一緒に、この結果の値を入力します。タイムまたはカウンタベースのいずれかの同期では、トークンデバイスおよび認証サービスは、暗号化と復号に使用したのと同じ秘密鍵を共有する必要があります。

 

×:非同期トークン

非同期トークン生成方法を用いて、トークンデバイスがユーザを認証するためのチャレンジ/レスポンス方式を採用しているため、間違っています。

 

×:必須トークン

必須トークンのようなものが存在しないため、間違っています。

#78. インターフェーステストと悪用ケーステストの違いは何ですか?

〇:インターフェーステストは正しい状態において正しく動作することを確認する意図があります。悪用テストはエラー状態において問題が起こるかどうかを確認する意図があります。

すべてのアプリは適切に機能し使用できるようにインターフェイステストを受けなければなりません。それらの意図的な悪用が、アプリケーションがアクセスを提供するデータの機密性、完全性、および可用性を害するエラーを引き起こす可能性があるかどうかを判断するために、誤用ケーステストを受けるべきです。

 

×:インターフェーステストはエラー状態において問題が起こるかどうかを確認する意図があります。悪用テストは正しい状態において正しく動作することを確認する意図があります。

文章の説明が逆になっています。

 

×:インターフェーステストはユーザービリティが適切かを確認する意図があります。悪用テストはエラーの発生するタイミングを監視します。

インターフェースはユーザービリティに限りません。サーバー間通信のAPIに対する試験でもあります。

 

×:インターフェーステストと悪用テストは本質的に同じです。

本質的には、試験の目的やその目的を達成するための環境づくりが異なります。

#79. 異なる指標によってを損傷および回復の要件を測定することは、リスクを定量化するのに役立ちます。RPO(Recovery Point Objective)とRTO(Recovery Time Objective)について正しいものはどれでしょうか?

RPO(Recovery Point Objective)とは、障害発生時、過去時点のデータの復旧目標値です。障害が発生した際には、現在扱っているデータがなくなります。なくなってしまったデータはバックアップから復旧する必要がありますが、そのバックアップが現時点からどれぐらい過去のものであるかが重要になります。

RTO(Recovery Time Objective)とは、障害発生時、いつまでに復旧させるかを定めた目標値です。障害が発生した際に、いつまでもサービスを利用できないことは避けなければなりません。障害対応手順と災害訓練を実施し、障害が発生してからサービス起動に係るまでの目標値を定めておく必要があります。

#80. セキュリティドキュメントの最上位に位置するものはどれでしょか。

セキュリティドキュメントとは、達成すべきセキュリティを文書化したものです。”強いセキュリティ”を実現するためには明確な定義が必要です。その定義は組織によって異なるため、文章化する必要があります。ポリシーをトップとして5つの文書あり、それぞれ作成の必須・任意が決まっています。

#81. フレッドは、開発中の新しいコンテンツ管理アプリケーションのコンポーネントをテストして、データ構造、ロジック、境界条件を検証する必要があると言われています。 彼はどのようなテストを行うべきですか?

〇:単体テスト

単体テストには、制御された環境で個々のコンポーネントをテストして、データ構造、ロジック、および境界条件を検証する必要があります。 プログラマーはコンポーネントを開発した後、いくつかの異なる入力値とさまざまな状況でテストされます。 単体テストは開発の初期段階から開始することができ、通常は開発段階全体を通じて継続されます。 単体テストのメリットの1つは、開発サイクルの早い段階で問題を発見することです。個々のユニットに変更を加える方が簡単でコストがかかりません。

 

×:受け入れテスト

コードが顧客の要求を満たしていることを確認するために受け入れテストが行​​われるため、正しくありません。 このテストは、アプリケーションの一部または全部に適用されますが、通常は個別のコンポーネントではありません。

 

×:回帰テスト

回帰テストは、その機能、性能、および保護を確実にするために変更が行われた後のシステムの再テストを意味するため、正しくありません。 本質的に、回帰テストは、プログラム変更の結果として機能が意図したとおりに機能しなくなったバグを識別するために行われます。 開発者が1つの問題を修正したり、誤って新しい問題を作成したり、新しい問題を修正して古い問題を解決したりすることは珍しいことではありません。 回帰テストには、以前に修正されたバグをチェックして、それらが再出現していないことを確認し、以前のテストを再実行することが含まれます。

 

×:統合テスト

統合テストでは、設計仕様で概説されているようにコンポーネントが連携して動作することが確認されるため、正しくありません。 単体テストの後、個々のコンポーネントまたはユニットを組み合わせてテストし、機能、性能、および信頼性の要件を満たしていることを検証します。

#82. コードレビューとは何ですか?

〇:コーダーのコーディングが完了した後、他のコーダーによってレビューすること。

スタティックコードレビューでは、作成者の目には明らかにならなかった点を軽減するために、別のエンジニアによって行われるレビューです。よって正解は、「コーダーのコーディングが完了した後、他のコーダーによってレビューすること。」になります。

 

×:コーダーが互いのコーディングを見て並行して作業するようにすること。

エクストリームプログラミング(XP、extreme programming)とは、2人1組で話し合いながら柔軟にプログラム開発する方法です。コードレビューではありません。

 

×:チェックイン前に適切なトランザクション処理が適用されていることを確認すること。

データベースのコミットメントに関する記述です。

 

×:適切な質疑応答が存在することを確認すること。

適切な質疑応答があるかどうかは、コードレビューの中で実施される一部かもしれませんが、コードレビュー自体の説明ではありません。

#83. ビジネスの境界を越えて使用することができるアイデンティティ管理技術は何というでしょうか。

〇:フェデレーションアイデンティティ

フェデレーションアイデンティティは、ビジネスの境界を越えて使用することができ、ポータブルアイデンティティおよびそれに関連する技術です。これは、ユーザーが複数のITシステムや企業全体にわたって認証することができます。フェデレーションアイデンティティは、同期やディレクトリの情報を統合する必要がなく、2つ以上の位置でユーザーのそれ以外の場合明確なアイデンティティをリンクに基づいています。フェデレーションアイデンティティは、企業や消費者に分散されたリソースにアクセスするためのより便利な方法を提供し、電子商取引の重要なコンポーネントです。

 

×:ユーザー・プロビジョニング

ユーザー・プロビジョニングは、ユーザーアカウントの作成、保守、ユーザオブジェクトおよび属性の非アクティブ化を参照しているので、間違っています。

 

×:ディレクトリ

ほとんどの企業は、企業のネットワークリソースおよびユーザーに関する情報が含まれているディレクトリのいくつかのタイプを持っている一方で、一般的にこれらのディレクトリは異なる企業に広がるような利用はされません。確かに昨今ではオープンAPI化とクラウドにより、一つのディレクトリによってサービスを展開する動きもありますが、しかしディレクトリサービス自体にリソース共有の意味合いは含まれていません。

 

×:ウェブアクセス管理

Webアクセス管理(WAM)ソフトウェアは、Webベースの企業資産と対話するためのWebブラウザを使用している場合、ユーザーがアクセスできるかを制御するものであるため、正しくありません。

#84. アクセス制御を導入するシステムの設計思想として、分散するか統合するかに大きく分かれる。分散アクセス制御の利点の一つはどれでしょうか。

〇:リソースに近い場所でアクセス制御できること。

中央アクセス制御は、統一的なルール、運用負担の軽減など様々な利点があります。分散アクセス制御では、リソースに近い場所でアクセス制御できるため、リソースを独立して保護することができます。よって正解は、「リソースに近い場所でアクセス制御できること。」になります。

 

×:包括的な設計が可能であること。

分散アクセス制御では、認証・認可機能が分散しているため、包括的な設計とは言えません。

 

×:比較的コストが抑えられること。

コストが抑えられるかどうかは、この設計思想だけでは決められないでしょう。

 

×:様々な機器からのログで現状を把握しやすくなる。

中央アクセス制御でも分散アクセス制御でも様々な機器からのログの取得はできます。

#85. 情報のライフサイクル管理において、必須でないものはどれか?

〇:データベースの移行

あるリポジトリから別のリポジトリへのアクセス可能なデータの移動は、その寿命にわたって要求されることがあるが、一般的にはこの質問に対する回答として提供される他のフェーズほど重要ではない。

 

×:データの仕様と分類

データが何であるかの判断とその分類が適切な保護レベルを提供できる最初の必須フェーズであるため誤りです。

 

×:データアクセスの継続的な監視と監査

機密データへのアクセスを継続的に監視し監査することなく、違反を特定することができず、セキュリティを保証することができないため正しくありません。

 

×:データアーカイブ

最も敏感なデータであっても保存要件の対象となるため正しくありません。これは、適切な期間、実際の使用時と同じレベルのセキュリティでアーカイブする必要があることを意味します。

#86. OSIモデルのレイヤ2には2つのサブレイヤーがあります。これらのサブレイヤーとテクノロジーを表す2つのIEEE標準は何でしょうか?

OSIモデルのデータリンクレイヤーまたはレイヤー2では、ヘッダーとトレーラーをパケットに追加して、適切な回線伝送のためにローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークテクノロジーにおけるバイナリー形式のパケットを準備します。 レイヤ2は、2つの機能的なサブレイヤに分割されています。 上位サブレイヤは論理リンク制御(LLC)であり、IEEE 802.2仕様で定義されている。 これは、データリンク層の上にあるネットワーク層と通信します。 LLCの下には、MAC(Media Access Control)サブレイヤがあり、物理レイヤのプロトコル要件を持つインターフェイスを指定します。

#87. ハクティビズムは、どのような災害に分類されますか?

災害は原因によって自然、人的、環境の分類されます。人的とは、テロリズム、ハクティビズム、フィッシングなど、人間が意図的または無意識に行うヒューマンエラーです。

#88. 次のうちメモリマネージャーの役割ではないものはどれですか?

〇:未使用のコミットされたメモリを識別し、メモリが利用可能であることをオペレーティングシステムに知らせるアルゴリズムを実行する。

この回答は、メモリマネージャーではなくガベージコレクタの機能について説明しています。ガベージコレクタはメモリリークに対する対策です。アルゴリズムを実行して未使用のコミット済みメモリを特定し、オペレーティングシステムにそのメモリを「使用可能」とマークするように指示するソフトウェアです。異なるタイプのガベージコレクタは、異なるオペレーティングシステム、プログラミング言語、およびアルゴリズムで動作します。

4択問題では、明確な答えは知らなくとも解答できる場合があります。4択問題では正解が一つしかないために、回答をグループ分けすることで、「同じことを言っているため、どちらかだけが正解になるのはおかしい、よってどちらも間違いである」という減らし方ができます。プロセスが適切にメモリを扱えるように制御する旨の回答が2つありますが、もしもメモリマネージャーにその機能がないとするとどちらも正解になってしまうため、そもそも選択肢から排除することができます。

 

×:プロセスが同じ共有メモリセグメントを使用する必要がある場合、複雑な制御を使用して整合性と機密性を保証します。

プロセスが同じ共有メモリセグメントを使用する必要がある場合、メモリマネージャーは複雑な制御を使用して整合性と機密性を確保します。これは、2つ以上のプロセスが潜在的に異なるアクセス権で同じセグメントへのアクセスを共有できるため、メモリとその中のデータを保護する上で重要です。また、メモリマネージャは、異なるレベルのアクセス権を持つ多くのユーザーが、1つのメモリセグメントで実行されている同じアプリケーションとやりとりすることを許可します。

 

×:プロセスに割り当てられたメモリセグメントとのみ対話するように、プロセスを制限する。

メモリマネージャーがプロセスの相互作用を、それらに割り当てられたメモリセグメントのみに限定する責任があります。この責任は保護カテゴリの下にあり、プロセスが許可されていないセグメントへのアクセスを妨げるのに役立ちます。メモリマネージャーの別の保護責任は、メモリセグメントへのアクセス制御を提供することである。

 

×:必要に応じてRAMからハードドライブに内容をスワップします。

必要に応じてRAMからハードドライブへの内容のスワップが再配置カテゴリに属する​​メモリマネージャーの役割であるため、正しくありません。 RAMとセカンダリストレージが結合されると、仮想メモリになります。システムは、ハードドライブスペースを使用してRAMメモリ空間を拡張します。別の再配置の責任としては、命令とメモリセグメントがメインメモリ内の別の場所に移動された場合に、アプリケーションのポインタを提供することです。

#89. セキュリティリスク評価のためアカウント管理に対するレビューをしたいと考えています。一般的にどのようなアカウントを評価するでしょうか。

アカウント管理のレビューにおいて、一般的に対象となるのは権限の高いアカウントです。権限の高いアカウントは、一般のアカウントに比べて高いセキュリティリスクを持っており、レビューの対象となります。

統計的な観点では「ランダムに抽出されたアカウント」も良い答えですが、統計的な目的でランダムなアカウントを調べる場合には、そのアカウントが有効であるかといった問題に焦点が当てられています。問題文の中の”セキュリティリスク”に対する関心を強調するのであれば、「高い権限を持つアカウント」が近いといえます。

#90. 災害復旧計画(Disaster Recovery Planning)のライフサイクルのフェーズではないものはどれですか?

災害復旧計画(Disaster Recovery Planning)には、軽減、準備、対応、および回復のライフサイクルがあります。

  • 軽減:災害の影響と可能性を減らします。
  • 準備:対応のためのプログラム、手順、ツールを作成します。
  • 対応:手順に従って、災害時にどのように対応するか。
  • 回復:基本機能を再確立し、完全な本番環境に戻します。

#91. 重要なアプリケーションではサーバクラスター構成がとられますが、どのような機能を達成するためのこの構成をとるのでしょうか。

クラスタリングはフォールトトレランスのために設計されています。多くの場合には負荷分散と組み合わされますが、本質的には別物です。クラスタリングは稼働をアクティブ/アクティブにすることができます。その上で負荷分散の機能により、複数台サーバのトラフィックを処理します。一方で、アクティブ/パッシブでは、指定されたプライマリアクティブサーバーとセカンダリパッシブサーバーがあり、パッシブは数秒ごとにキープアライブまたはハートビートを送信します。

#92. どうやらこの組織は職権乱用があるようだ。各職権の何を、どのように、どこで、誰が、いつ、なぜを明確にするアプローチはどれでしょうか。

〇:ザックマンフレームワーク

ザックマンフレームワークとは、各職権に対して、何を、どのように、どこで、誰が、いつ、なぜを決めるエンタープライズアーキテクチャです。エンタープライズアーキテクチャとは、事業目標を達成するために経営体制を整えることです。事業目標を達成するために組織を作るわけですが、基本的には事業目標が大きくなるほど組織も大きくなります。組織の構造を整備しておかないと、しなければならない仕事が残留したり、他と被っている権限があるために職務間で軋轢を生む可能性があり、組織は効率的に動かないのです。そこで、組織を整えるためには、各職権のスコープを明確にすることが必要です。ここでいう職権というのは、人事や営業といった観点とは違います。ビジネス目標を達成するために階層的に分離されていると考えるとわかりやすいでしょう。エグゼクティブ、ビジネス管理、アーキテクチャー、エンジニア、下請け業者、利害関係者でそれぞれスコープを明確化します。よって正解は、「ザックマンフレームワーク」になります。

 

×:SABSA

SABSA(Sherwood Applied Business Security Architecture)とは、ビジネス目標を達成するにあたり、セキュリティ策がちゃんと機能していることを保証するためのフレームワークです。整理する対象のタスクはザックマンフレームワークと異なり階層的な要素になります。ビジネス要件>概念アーキテクチャ>論理サービスアーキテクチャ>物理インフラストラクチャアーキテクチャ>テクノロジと製品で、それぞれ5W1Hを実践します。

 

×:Five-W法

このような言葉はありません。あったとしても解釈しやすいように作られた造語です。

 

×:Bibaモデル

Bibaモデルとは、データが勝手に変更されないことを示すセキュリティモデルの一つです。

#93. あなたはベンダー中立のエンタープライズアーキテクチャフレームワークを持つ取締役会に対して、ITとビジネスプロセスの不整合による断片化を軽減するのに役立つものを報告するように指示されています。次のどのフレームワークを提案する必要がありますか?

〇:TOGAF

オープングループアーキテクチャフレームワーク(TOGAF)は、エンタープライズアーキテクチャーの開発と実装のためのベンダーに依存しないプラットフォームです。メタモデルとサービス指向アーキテクチャ(SOA)を使用して企業データを効果的に管理することに重点を置いています。 TOGAFの熟達した実装は、伝統的なITシステムと実際のビジネスプロセスの不整合に起因する断片化を減らすことを目的としています。また、新しい変更や機能を調整して、新しい変更を企業プラットフォームに容易に統合できるようにします。

 

×:DoDAF(Department of Defense Architecture Framework)

米国国防総省システムのエンタープライズアーキテクチャの組織に関するガイドラインにあたり、間違っています。軍事、民間、公共分野の​​大規模で複雑な統合システムにも適しています。

 

×:ソフトウエアの開発中に能力成熟度モデル統合(CMMI)

ソフトウェアを設計し、さらに向上させる目的のフレームワークであり、不適切です。 CMMIは、開発プロセスの成熟度を測定できるソフトウェア開発プロセスの標準を提供します。

 

×:ISO/IEC 42010

ソフトウェア集約型システムアーキテクチャの設計と概念を簡素化するための推奨プラクティスで構成されているため、正しくありません。この標準は、ソフトウェアアーキテクチャーのさまざまなコンポーネントを説明するための一種の言語(用語)を提供し、それを開発のライフサイクルに統合する方法を提供します。

#94. 消火目的のハロンの代替品として挙げられているものはどれでしょうか。

#95. 第3世代のプログラミング言語に関連した長所と短所の正しい説明は、次のうちどれですか?

〇:構造的な言語で使用され、開発時間が減少しますが、ややリソースが集約的になります。

第3世代のプログラミング言語は、以前の言語に比べて扱いやすいです。これは、プログラム開発時間を短縮し、簡略化されかつ迅速なデバッグが可能になります。しかし、第2世代プログラミング言語と比較した場合これらの言語は、リソースが集約されます。よって正解は、「構造的な言語で使用され、開発時間が減少しますが、ややリソースが集約的になります。」になります。

実際の試験で今回のような”丁寧な”日本で出題されるかは不明です。直感的=ヒューリスティック、構造的な言語=アークテスト言語など、日本語で受けられる際には直訳に近い形での出題もされる可能性もあります。

 

×:直感的な操作によるプログラミングで労力を低減しますが、特定のタスクのための手動のコーディングの量は前の世代よりも大きくなる傾向があります。

第4世代プログラミングの長所と短所を説明になります。第4世代のプログラミング言語でのヒューリスティックな使用が大幅にプログラミングの労力と、コード内のエラーを減少させたことは事実です。ただし、手動コーディングの量は、第3世代言語の必要とされるよりもあることは事実とは言い切れないところがあります。

 

×:バイナリをコーディングに使用することで非常に時間がかかりますが、潜在的なエラーが少なくなっています。

機械語の説明であり、第1世代のプログラミング言語の長所と短所を暗示ため、正しくありません。

 

×:プログラミング処理時間を減少させることに貢献しますが、マシン構造に関する知識は必須である。

第2世代のプログラミング言語を記述しているので正しくありません。これらの言語はマシンアーキテクチャの豊富な知識を必要とし、その中に書かれたプログラムは、特定のハードウェアのみになります。

#96. ウェルノンポートの範囲はどれか。

ウェルノウンポート(well-known port)とは、定番なサービスのために予約されている0番から1023番のポート番号です。ポート番号の組み分けは3つあります。ウェルノウンポート番号 (0–1023)とは、IANAで正式に登録されているポート番号です。登録済みポート番号 (1024–49151) とは、IANAで正式に登録されているポート番号です。動的・プライベート ポート番号 (49152–65535) とは、IANAで正式に登録されていないポート番号です。

#97. 開発したプログラムは机上で問題ないことを確認している。しかし、実際に動かす必要があると依頼を受けた。どのようなテストを行うべきか。

〇:動的テスト

動的テストとは、開発したプログラムを実際に動かして行うテストです。 静的テストと比較され、実際にプログラムを動かして確認してみる実践的なテストです。よって正解は、「動的テスト」になります。

 

×:静的テスト

静的テストとは、 開発したプログラムを動かさずに行うテストです。

 

×:ホワイトボックステスト

ホワイトボックステストとは、プログラムの中身を把握したうえで行う、プログラムの動作を確認するテストです。

 

×:ブラックボックステスト

ブラックボックステストとは、プログラムの中身を把握せずに予期せぬ動きをしないことを確認するテストです。

#98. 米国愛国者法(USA PATRIOT Act)の制定のきっかけとなる歴史的事件は何でしょうか。

2001年の同時多発テロ事件は、テロに対する様々な法整備がされるきっかけとなりました。よって正解は、「2001年、同時多発テロ事件」になります。

#99. フランクは、同社のオンラインアプリケーション、Webサーバー、およびWebベースの活動のセキュリティを担当しています。ウェブアプリケーションは、複数のユーザーが同時にウェブページを編集したり、お互いの仕事を上書きしたりすることができないように、動的に「ロック」される能力を有しています。監査では、このソフトウェアロック機能が適切に構成されていても、複数のユーザーが同じWebページを同時に変更できることが明らかになりました。この事情を最もよく表しているのはどれでしょうか。

〇:TOC/TOU

特定の攻撃は、システムが要求を処理してタスクを実行する方法を利用できます。 TOC/TOU攻撃は、システムがタスクを完了するために使用する一連のステップを処理します。 このタイプの攻撃は、マルチタスキングオペレーティングシステムで発生するイベントが個々のタイミングに依存することを利用します。TOC/TOUは、条件のチェックとその条件チェック機能からの結果の使用を可能にするソフトウェア脆弱性です。 この質問では、Webアプリケーションが正しく構成されている可能性が高いという事実は、このアプリケーションのプログラミングコードがこの種の脆弱性をコード自体に埋め込んでしまっていることを示しています。

 

×:バッファオーバーフロー

過剰に大きなのデータが特定のプロセスへの入力として受け入れられると、バッファオーバーフローが発生します。問題文の事象とは一致しないため、間違っています。 バッファはメモリの割り当てられたセグメントです。 バッファは大きなデータ入力でオーバーフローする可能性がありますが、攻撃者に使用されるためにはバッファに挿入されるコードが特定の長さでなければならず、攻撃者が実行するコマンドも必要です。

 

×:ブラインドSQLインジェクション

ブラインドSQLインジェクション攻撃は、真実か偽の質問をデータベースに送信するSQLインジェクション攻撃の一種であるため、間違っています。 基本的なSQLインジェクションでは、攻撃者はSQL形式の特定の命令を送信して、関連付けられたデータベースに問い合わせます。 ブラインドSQLインジェクション攻撃では、攻撃者はデータベースの応答を分析して機密情報を収集するために、一連の真偽の質問をデータベースに送信します。

 

×:クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)

クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)は、悪意のある要求や操作を含むWebページを読み込むように犠牲者を騙そうとする攻撃タイプであるため、正しくありません。攻撃操作は、被害者のアクセス権のコンテキスト内で実行されます。 要求は被害者の身元を継承し、被害者のために望ましくない機能を実行します。 このタイプの攻撃では、攻撃者はシステムにアカウント情報の変更、アカウントデータの取得、またはログアウトなどの意図しない動作を実行させることができます。 このタイプの攻撃は質問に記載されているシナリオに関係する可能性がありますが、ユーザーがWebアプリケーションに組み込まれているロックメカニズムをどのようにバイパスできるかに焦点を当てています。

#100. RAIDシステムは、冗長性とパフォーマンスを提供する様々な手法があります。複数のドライブに分割してデータを書き込むものはどれですか?

〇:ストライピング

RAIDの冗長アレイは、冗長性やパフォーマンスの向上に使用されるテクノロジーです。 複数の物理ディスクを結合し、それらを論理アレイとして集約します。RAIDは、アプリケーションや他のデバイスに対して単一のドライブとして表示されます。ストライピングを使用すると、すべてのドライブにデータが書き込まれます。 このアクティビティでは、データを複数のドライブに分割して書き出します。 複数のヘッドが同時にデータを読み書きしているため、書き込み性能と読み取り性能が大幅に向上します。

 

×:パリティ

破損したデータを再構築するためにパリティが使用されます。

 

×:ミラーリング

一度に2つのドライブにデータを書き込むことをミラーリングと言います。

 

×:ホットスワップ

ホットスワップとは、ほとんどのRAIDシステムに搭載されているタイプのディスクを指します。ホットスワップディスクを備えたRAIDシステムは、システムの稼動中にドライブを交換することができます。 ドライブがスワップアウトまたは追加されると、パリティデータは、追加されたばかりの新しいディスク上のデータを再構築するために使用されます。

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