CISSPになるには実務経験が5年が必要
CISSPになるには、実務経験が5年ないとなれないと聞いたことがあるでしょうか。これは本当ですが、CISSPの試験自体は5年を待たずに受験することができます。つまり、CISSPの試験自体はいつでも受験することができます。しかし、CISSPとして認定を受けるのは実務経験5年が必要になるわけです。
実務経験がなければ(ISC)2準会員として登録
では、実務経験5年がないものが、CISSPを受けると合格するとどういう扱いになるのでしょうか。合格者は(ISC)2の準会員(アソシエート)という形になります。(ISC)2準会員になることで、CISSPに合格した実績だけ保持することができます。
実務経験が5年ついたところでCISSPとして認定してもらう申請を行うことで、CISSP認定者に昇格できます。
(ISC)2準会員を維持するためには
(ISC)2準会員は、年会費+CPEクレジットの取得が必要になります。年会費は、Associate of (ISC)² Annual Maintenance Feeとして、$50.00です。CPEクレジットは、1年間で15クレジットになります。
『CISSPと言えないのに年会費?!』と思われるかもしれませんが、大人の自己投資とはそういうものだと思えば、気が楽になります。
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