再起動いろいろ
再起動とは、コンピュータを一旦OFFし、ONすることです。
一般的に、システムは災害などで異常終了したときには自動的に立ち上がるようになっています。
『再起動、あー知ってる知ってる』って思ってるかもしれないですが、実はいくつもあります。この時の起動モードの違いでいくつか分けられます。
- 再起動 通常の再起動
- 緊急再起動 システム異常終了の後に起動
- コールドスタート システム異常終了の後に保守モードで起動
保守モードとは、ざっくり制限付きだけど起動はするよというものです。
保守モード(セーフモード)実行の落とし穴
セーフモードは、OS(主にWindows)に何かしらの大きな欠陥があった場合に起動するモードで、確実に起動するために必要最低限の機能しか呼び出されません。
この必要最低限の中にはセキュリティソフトは含まれないことが多くあります。そもそもセキュリティソフトは、逸脱した行為を許さないソフトであるために、確実に実行するためという目的の上では邪魔なのです。
しかし、それがゆえにセーフモードで実行されてしまうと、マルウェアがあっさりと入り込みます。これを利用し、セーフモードで再起動させることで自身の悪意のあるプログラムを確実に実行させるワームやランサムウェアがあります。