マルウェアとは、写真を勝手に削除したり、個人情報をばらまいたり、悪さをするプログラムです。
マルウェアには、感染したコンピュータから他のコンピュータに移っていく(伝染)ものがあります。
もちろん、勝手に感染してる上に無害そうに見える、複合パターンもあります。
トロイの木馬とは、伝染するとき一見無害そうに見えるマルウェアです。密かに潜伏して、情報を収集します。
いやらしい画像をダウンロードしたら、急にパソコンが立ち上がらなくなったとかありますでしょうか?
例:RAT、キーロガー、ダウンローダー、バックドア、ボット、ルートキットなど
ウイルスとは、他のプログラムにくっつくマルウェアです。
くっつく対象でウイルスは分類されます。
ワームとは、ユーザーの操作なしに伝染するマルウェアです。自分自身のコピーを勝手に生成し、感染を拡大します。
いやらしいサイトを見ていたからとかは関係なく、USBやネットワーク経由で勝手に入り込んできます。
正直、ITにそこまで詳しくない人が対応するのは困難であるため、感染したら「どんまい」というしかないと思っています。
ランサムウェアに代表される破壊系のマルウェアもあります。これは、情報端末の操作をロックすることで更なる要求を行うマルウェアです。
例:ランサムウェア、ワイパー、スクリーンロッカー、スケアウェア、ワンクリックウェア
明確にマルウェアとは言えないものの、人によっては悪いことをされたという判断に至るケースがあるマルウェアです。
スパイウェアのように明らかに悪意のあるものもあれば、マーケティングの目的でユーザー同意を得ている場合もあります。
広告主に端末情報を送ったり、頼まれてもいないのに脆弱性診断ツールで企業サイトに適用することなどがこれに当たります。
例:アドウェア、スパイウェア、脆弱性診断ツール
サイバー攻撃 セキュリティ