●トピック
・ネットワーク障害
・クリスマスツリー攻撃
・Teardrop
・悪魔の双子攻撃(Evil Twin)
・Smurf攻撃
・LAND攻撃
・Fraggle攻撃
・キャプティブポータル
・ウォードライビング
・オニオンルーティング
・ハニーポット
・ハニーネット
●深く知る
通信はしばしば血液に例えられる。体中を動かすために必要な栄養素を送るように、ITサービスの情報連携を支えるものである。しかしこれが無線になると、これほどまでに重要なのにもかかわらず、決して止めてはならないどころか、血管のように外部から近い場所にある。攻撃対象という観点から見れば、守る方から見ればかなり厄介なものなのである。例えば、ある施設内の無線Wi-Fiを設置したとする。施設の全員を快適にするため、どの部屋からもこの無線を利用できるように広範囲でつなげられるようにした。しかし、無線は施設の形に合わせて範囲を限定できるわけではないため、実際には施設外部からでもこの無線にアクセスすることが可能である。
インターネットは利用者自体の匿名化が可能である。その自由度から倫理的に問題視されている。その一方で、不用意な個人情報の取得も問題視されている。特にブラウザ業者の個人情報の取得は消費者行動に容易に変えることができることから、昨今ではプライベートモードではTor機能を実装しているブラウザも存在する。