倫理を学ぶことは常識がないという感じがして嫌な気持ちになりますが、倫理を学ぶことは重要です。どんな方でも状況によって不正に走ることがありますが、倫理はわかりやすいメッセージであなたの常識を言語化してくれています。また、倫理は「インターネットは使ってはいけない」ということを訴えたいのではありません。目的はあくまで技術の進歩であり、その進歩の妨げとなるであろう倫理的な問題に対応するという観点から提示されています。
コンピューターを利用するものに対して、コンピューター倫理の十戒が定められています。1、他の人を傷つけるためにコンピューターを使わないでください。2、他の人のコンピューターの仕事と相互作用してはならない。3、他の人のコンピューターファイルを詮索してはいけません。4、盗むためにコンピューターを使用してはいけません。5、偽の証人を負うためにコンピューターを使わないでください。6、許可なしに支払っていないソフトウェアをコピーしたり使ってはいけません。7、許可もしくは適切な賠償なしに他人のコンピューターリソースを使用してはいけません。8、他の人の知的な成果を扱うべきではありません。9、あなたが書いているプログラムや設計しているシステムの社会的意味について考えるべきです。10、常に他の人への配慮と尊敬を確実にするような方法でコンピューターを使うべきです。一言一句暗記する必要はありませんが、心がけておきましょう。
(ISC)²ではCISSPになる皆さまに対して倫理を共有しています。序文に記載されている通り、社会の安全性を高め、当事者の責務および相互の義務を果たすには、最高レベルの倫理行動規範に従う、もしくは従う姿勢を示す必要がある。よって、当倫理規約の規律を厳守することが資格認定の条件となります。1、社会、一般大衆の福利、およびインフラを保護する。2、法律に違わず、公正かつ誠実に責任を持って行動する。3、当事者に対して、十分かつ適切なサービスを提供する。4、専門知識を高め、維持する。試験を受ける前にこの倫理規約に同意しておくことが必要になりますので、試験前にはこの倫理規約を確認するようにしましょう。それに、(ISC)²が考え方として定義しているものですから、試験的にも重要であるため覚えるようにしましょう。