
CISSPを目指す上で、多くの人が最後にぶち当たるのがこの2つです。
エンドーサーが近くにいない問題
個人事業主だから職歴をどう証明どうする問題
この記事では、この2つのハードルをどう乗り越えたのか、またどうすれば突破できるのかを、経験とリサーチをもとにまとめました。
エンドーサーがいない…でも大丈夫!
「知り合いにCISSP持ってる人なんていないよ!」
でも大丈夫です。そんな人のために、(ISC)²自体がエンドースしてくれる制度が用意されています。
■ どうやって申請するの?
CISSP試験に合格後、(ISC)²の会員ポータルにログイン
エンドースメント申請画面で「I do not know a certified CISSP」を選択
あとは自分の職歴と職務内容をしっかり記入して提出するだけ
注意点としては、曖昧な記述や、業務内容がセキュリティと関係ないと判断されると、リジェクトされる可能性があります。
推薦する人はいらないが、「ドキュメンテーションの精度で判断される」と思ったほうがいいでしょう。
個人事業主・フリーランスの職歴証明ってどうやるの?
会社員なら在職証明書で済む話です。でも、フリーランスや個人事業主だとそれができません。
でも大丈夫です。証明手段は複数用意されています。
■ 使える書類の例
顧客からの推薦状(Recommendation Letter)
→ セキュリティ業務に従事していた内容、期間、成果などを書いてもらう請求書や契約書(セキュリティ業務に関するもの)
→ 名前・日付・業務内容が読み取れる範囲でOK。ただし、機密情報を伏せた形で提出。自分の事業内容がわかる書類(開業届、確定申告、屋号付き名刺など)
→「ちゃんとセキュリティの仕事を継続していたこと」が伝わるものを選ぶこと
■ 裏技ではないが、現実的なコツ
複数の証拠(請求書+推薦状など)を組み合わせて出すと説得力がUPするでしょう。
日本語の書類でもOK(翻訳不要)です。ただし、英語で要約した説明文は書いておくとより親切かと思います。
独りで悩まずコミュニティーで聞くのも手
同じような悩みを持っている方はいらっしゃいます。本末転倒ですが、ここで記載したことよりもより適切な情報がコミュニティーに載っているかもしれません。
まずは、一人受験や個人事業主やフリーランスでもCISSPになれるということが伝われば何よりです。