同値分割法と境界値分析

同値分割法と境界値分析とは

いずれもプログラムの内部構造に注目せず、仕様からテストケースを考えるブラックボックステストになります。

数値を入力として扱う場合、全数をテストすることは小数点以下も入れれば不可能です。

そこで、プログラムロジック的に不要な値のテストは、あえて避けてテストケース数を減らすことが望まれます。

同値分割法

閾値内のある値をテストケースの代表値として扱う方法です。

プログラムは条件に対して真であるか偽であるかを判定するため、条件をクリアした値が比較的大きいといった傾向を加味しません。同じ条件内であれば、違う値であっても同じリアクションをしますので、テストをするうえでは代表値一つを決めて実施します。

境界値分析

入力の上限と下限に対して、リアクションが変わる境界となる限界を超えないが最も許容値に近い値と、限界を超えるが最も許容値に近い値を調べます。