ロードバランサーとは
ロードバランサーとは、外部からの通信を複数のサーバーに分散する機構です。負荷分散装置とも呼ばれます。ロードバランシングの目的は、レスポンスタイムを最小化しつつ、システム全体への過負荷を軽減させる事です。
パーシスタンスとは、セッションが続く限りは同じサーバーを利用させるかどうかを決定するものです。ログイン後の処理など順序性のある処理を行うアプリケーションにとって利用されます。
ロードバランスの種類
“ランダム”とは、各パケットまたは接続は、ランダムに宛先となる処理サーバーを割り当てられます。
“ラウンドロビン”とは、リクエストを送るサーバーを順々にすることで、負荷が均一になるようにします。
“重みづけ”とは、サーバー個別の性能差やもしくは性能差が出るようなサーバー環境を意識して重み付けを行います。送られるリクエスト数は重みによって比率を分け、サーバーの負担が均一になるように調整します。
“コネクション数”とは、サーバー側と張っているコネクションの数に合わせて、次にリクエストを送るかを決めます。
“地理的な距離“とは、ロードバランサーからの相対的な距離に基づいて宛先を割り当てます。転送先のサーバーが地理的に離れている場合や、多数のルーターにまたがっている場合に使用します。
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