マイクロサービスとは
マイクロサービスとは、自己完結した単機能のアプリをAPIで集結し、一つのサービスとして構成するソフトウェア開発技法です。マイクロ(小さな)サービスによって構成されるサービスです。
マイクロサービスは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)から派生したものであり、辞書的に大きな違いはありません。ただ、クラウドサービス基盤の利用に伴い登場したこともあり、一つ一つのサービスがクラウド上で作られ、安全なWeb通信でのAPIで連携されていることがマイクロサービスという言葉を使う上での前提となっているでしょう。
マイクロサービスは、大規模で複雑なソリューションを、自己完結した小さな機能に分割できるため、並行開発や一部に特化した性能修正など人気の高い開発戦略となっています。
マイクロサービスは、単機能の集合体でありますが、その一つ一つの機能は全体の処理の重要な役割を担います。よって、それぞれのAPIについては安全に連携しなければなりません。詳しくは、OIDCという技術を参照することをお勧めいたします。