Braveソリューションにビデオ通話が登場
Braveブラウザは、プライバシー保護に特化しながら、自動広告削除・処理速度・ユーザビリティを保持するブラウザだ。
最も大きな特徴としては、Webコンテンツ作成者に対して仮想通貨であるBATを供給できる仕組みである。
Webコンテンツの利用者は広告を見ることで得られるBATポイントを、お好きなWebコンテンツ作成者にBATポイントという形で送付できることで、広告収入に頼る現代のWeb業界に一石を投じている。
そして2020年5月27日、北米向けのNightlyバージョンにオープンソースに基づいてプライベートで無制限のビデオ通話サービスであるBrave Togetherが搭載されることが発表された。
つまりは、Braveブラウザをダウンロードすれば、無料で無制限にビデオ通話が可能となる。
Our Nightly version for North America now features Brave Together, our private and unlimited video calling service based on open source @jitsinews. Click on the widget & start connecting with friends/colleagues. Feedback welcome at https://t.co/SWLpcAKZDq for this trial version. pic.twitter.com/UPFE13Z0xB
— Brave Software (@brave) May 26, 2020
利用方法
①Braveブラウザダウンロード
まずは、Braveブラウザをダウンロードする。
他のブラウザからはビデオ通話サービスは利用できない。
下記のリンクからダウンロード可能だ。
②ビデオ通話サービスにアクセス
次に、https://together.brave.com/にアクセスする。
ビデオ通話サイトが表示されたら、GOをクリックする。
③パスワードを設定し、友達にリンクを共有
まずポップアップで出てくるパスワードを設定(推奨)しよう。
友達や同僚とビデオチャットする際には、リンクを共有し、パスワードを連携すればビデオ通話できるようだ。
※画面は黄色くなっていますが、本来はパソコンのカメラが起動します。
画面の共有、手を挙げる、YouTube動画の共有など、今のニーズに合った機能はすべてそろっている。
④通話をやめる
ビデオ通話をやめたくなったら、真ん中の赤い電話マークを押せばビデオ通話がいつでも終了できる。
おわりに
ZoomやTeamsなどビデオ通話サービスは幾多もあるが、40分以上は追加料金やアカウント作成を要求されるなど、システム上”しょうがない部分”があった。
しかし、Brave Togetherではブラウザのみで利用でき、煩わしいアカウント作成も不要であることは、ユーザとしてはうれしい。
なにより、完全に無料という言葉にやはりひかれてしまう。
今、別のビデオ通話サービスを利用している方も是非とも検討してはいかがだろうか。