光ファイバネットワークケーブルとは
光ファイバネットワークケーブルとは、光を使用して情報を伝送するケーブルです。
ファイバの利点は、速度、距離、および干渉に対する耐性です。欠点には、コストと複雑さです。
膨大な量の情報を伝送でき、ツイストペアや同軸などの銅ケーブルよりもはるかに遠い長距離の伝送に使用できます。
光ファイバーのコアの中を通る経路のことをモードといいます。
コアを通る光が反射しながら進んでいきますが、様々な入射角を取ります。入射角の違いで経路の距離が変わるわけです。
シングルモードファイバ
一度に1つのタイプの光モードを伝播させます。
シングルモードファイバーでは、コアの直径を細くすることで1つのモードだけが通るため、長い距離を伝送しても信号がひずみが生じにくい特徴があります。
マルチモードファイバ
光の複数のモード(パス)を使用します。
マルチモードファイバはコアの直径が太いため、複数のモード(経路)が生じ、同じ信号でも受信側に届く時間がずれ、信号がひずみが生じやすい特徴があります。
光ファイバが長いほど大きくなるため、長距離に向きません。
多重シグナル
波長分割多重(WDM、Wavelength Division Multiplexing)を使用して同じファイバーを介して伝送します。
複数の光の「色」を使用して、同じファイバーを介して異なるチャネルの情報を送信します。