スクラムとは
スクラムとは、少人数でありながら同じ目的意識を強め、機動力を上げるソフトウェア開発モデルです。
約10人のチーム向けに設計されている、スプリントと呼ばれる2週間の開発サイクルと毎日の短いスタンドアップミーティングで構成されるアジャイル開発手法の一つです。
新しいものを作ろうとしたとき、トライ&エラーの連続です。確認したのになぜ間違えるのかを問うのは、チーム雰囲気も悪くなりかねません。そのため、少人数でチームを組み、一致団結をスローガンに掲げ、ミスは許容し柔軟に開発することも必要です。スクラムチームは、ほぼ独立して動くことが求められるため、規律も自分たちにあったものを決めていきます。
スクラムフレームワークの3コアの役割
プロダクトオーナーとは、製品の利害関係者、顧客の声を代表し、チームがビジネスに価値を提供することを保証する責任があります。
開発チームとは、各スプリントの最後に製品を提供する責任があります。チームは、実際の作業(分析、設計、開発、テスト、テクニカルコミュニケーション、ドキュメントなど)を行う3〜9人で構成されます。
スクラムマスターとは、製品の目標と成果物を提供するチームの能力に対する障害を取り除くことを促進し、説明責任を負います。従来のチームリーダーやプロジェクトマネージャーのように、顧客の要求を整理しながら開発チームへの影響が出ぬよう仲介役として機能します。