ハリソンルゾウルマンモデルとは
ハリソンルゾウルマン(Harrison-Ruzzo-Ullman)モデルとは、グラハムデニングモデルの8つルールをアクセス制御マトリクスを使って6つのルールに集約したモデルです。
グラハムデニングモデルでは、サブジェクトとオブジェクトの間はルールを8つに集約しました。
このハリソンルゾウルマンモデルでは、アクセス権の変更系をアクセス制御マトリックスの編集に集約しました。
- オブジェクトの作成
 - オブジェクトの削除
 - サブジェクトの作成
 - サブジェクトの削除
 - アクセス制御マトリクスに追記
 - アクセス制御マトリクスの削除
 
このようにモデル化しておいてグラハムデニングモデルと同じことが言えない、つまりアクセス制御行列モデルがアクセス制御と関係ない決定不能性を示したのでした。

