外部監査/第3者監査

外部監査とは

外部監査/第3者監査とは、自社主導の監査では信頼を示すことが難しいため、外部組織に監査をしてもらうことです。

自身の信頼を自身では証明できません。そのため、外部の機関に自身の組織の正当性を監査してもらうのです。世界にはBIG4と呼ばれる監査組織があります。

  • プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers )
  • デロイト トウシュ トーマツ(Deloitte & Touche)
  • KPMG
  • アーンスト・アンド・ヤング(EY)

2002年まではBIG5だった

世界的な監査法人は、PwC、EY、KPMG、デロイト トーマツであり、BIG4と呼ばれます。しかし、実は2002年までは、アーサー・アンダーセンという監査法人も当時影響力があり、BIG5と呼ばれていました。しかし、エンロンの巨額の粉飾会計が発覚した際に、社内資料の破棄を指示していたことを追及され、これが犯罪捜査における公務執行妨害として有罪判決を受けました。

アーサー・アンダーセンは後に最高裁判所によって有罪判決が覆されたものの、エンロンのスキャンダルやその他の不正行為の申し立てを受けて信用を失ったため、エンロンショックの翌2002年に解散に追い込まれました。