サービス品質保証(SLA)

サービス品質保証(SLA)とは

サービス品質保証(SLA、Service Level Agreements)とは、利用量や障害復旧などのサービス品質の合意になります。

クラウドといったインフラ設備やプラットフォームに対して、システム稼働における可用性や性能といった品質項目と水準を定めます。

サービスという言葉は非常に広いので、ここではWebサービスと言い換えてしまいましょう。求められるサーバー処理性能は、Webサービスに応じてバラバラです。ニュースサイトであれば、朝方にアクセスが集中するでしょう。このアクセスに耐えられるサーバ性能が必要です。一方、ゲームサイトであれば、時間に関わらずアクセスが来ますが、新しいゲームが来たときにはアクセスが増えます。社内サービスであれば休日にはアクセスできなくても困りませんが、送金サービスであればサービスを止めてはいけません。

サービスの質が保たれることを買い手に安心してもらうために、サービス提供者側は合意を取るのです。基盤のシステムを借用するクラウドサービスでは、障害時のSLAがどのようになるのかは確認しておきましょう。

サービスは常にお客様視点

 

このゲーム、メンテナンス時間にすぐ入るなぁ。

 
 

それはゲーム会社の思っていたよりもサービスレベルが必要だったってことだね。

 
 

サービスレベルって?

 
 

サービスレベルは、どのぐらいこのサービスを利用できるかってことだよ。

 
 

サービスレベルはどうやって決まるの?

 
 

ゲーム会社もサービスが始まる前に、このぐらい利用されるだろうと見越して、サーバを借りていたりするんだよ。
その時に”こんな最新技術使ってます”うんぬんのITくせぇことよりも、サービス提供者として大事なのは実際どのくらい使えるかなんだよ。

 
 

なんで僕には教えてくれないんだよ。

 
 

魔法石くれれば満足するんでしょ?