透明なディスプレイがあったらおしゃれですよね。
窓ガラスに雪を降らせてみたり、 車のガラスをカーナビにしたり。
そんな技術の仕組みをざっくりと教えます。
そもそも、なんでテレビやパソコンの画面は黒いのでしょうか。
画面(ディスプレイ)は、液晶などをガラスの板で挟んで作っています。これを通過するように、私たちのほうに向かってライトを当てています。
液晶やガラス基板は透明ですが、ライトは黒いです。黒いのはライトの色なんですね。
透明ディスプレイのつくり方は大きく分けて2つです。
そもそも私たちに見えるところにライトがあるのだから、どかせばいいわけです。
そうなると、ライトを縁に寄せるか、前から当てるかです。
できないものには、なかなか難しい理由がありますね。
ライトを縁に寄せる方法は、ライトを極力小さくすることでできます。ただ、映像をあまり大きくできません。
前から当てる方法は、映像を大きくできます。ただ、遠くにプロジェクターがあるため、遮蔽物があってはなりません。
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